誰もがGスポットを感じる訳ではないし、潮を吹ける訳ではない
ちなみにGスポットですが、これはグレーフェンベルグというドイツの産婦人科医が定義した場所。
ここはさわって何かあるわけでもなく、これといった特徴もありません。
快感を強く感じる場所と言われているけれど、必ずしも万人が感じる訳ではありません。
だから、Gスポットを刺激されて感じなくても、「自分だけおかしい」なんて思わないでくださいね。
「Gスポット」で必ず快感が得られるわけではないように、「潮吹き」も万人が体験することではありません。
先にも言いましたが、「潮吹き」は、Gスポットなどが刺激されることにより起こる現象で、自分の意志で「吹ける」ものではないの。
中には、「経験を重ねるうちに潮を吹けるようになった」という人もいます。
確かに経験によって五感が磨かれ、刺激に対して敏感になることはあるかもしれません。
潮を吹けなくても悩まなくていい
AVは現実ではない
だからといって「オーガズム」=「潮を吹く」を結びつけるのは早計というもの。
オーガズムを感じたら、必ず「潮を吹く」というわけではないから、「潮を吹けなくて困る」なんて悩まなくてもいいと思うわ。
第一「潮吹き」なんて現象は、医学では学ばないし、世間でも認識がバラバラ。研究している人もほとんどいません。
潮を吹かせることは、男性にとって達成感があることかもしれないけれど、気持よさを強要されるセックスほど面倒なものはありません。
自分がして欲しいことを伝え、相手が喜ぶことをしてあげる。
お互い分けあってこそ、深い快感は得られるもの。
AVは現実じゃないこと、彼にも理解してもらってね!
次回は、「30歳で処女。これって問題?」をお届けします。
監修/松村圭子先生
Text/平川恵
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