今回、ヰタ・セクスアリスを聞かせてくれたのは、26歳の公務員・Cさん。
身長170センチの明るいメガネ女子です。
この連載に登場してくれる女子には珍しく、実は彼女まったくの下戸。
でも、とてもノンアルコールとは思えないくらい積極的にいろいろ話してくれました。それというのも……。
実は私、バリバリのBL好きなんです。
スタイルが良く、ドキドキしました
――まず、性の目覚めについて教えてもらえますか。
Cさん: 子供の頃からマンガがすごく好きで、4、5歳のときに『あさりちゃん』を読んだときにちょっとエロいシーンがあったんです。それが目覚めかな。
――え、『あさりちゃん』ってあのギャグ漫画の『あさりちゃん』ですよね? 『小学二年生』にずっと連載されてた……。
『あさりちゃん』/著・室山まゆみ/小学館 『小学二年生』に36年にわたり連載され、先日100巻で完結した『あさりちゃん』。まさかBLにまで言及していたとは。
Cさん: たまにボーイズラブ的な描写があったんですよ。
あさりちゃんのお姉ちゃん、タタミがやおい本を書いてるって設定で。
小学校にあがって本格的にいろんなマンガを読むようになってからも男同士のカラミばかり気になって、自分に腐女子の気があることに気づきました。
本格的に足を踏み入れたのは、小学校5年のときに間違ってボーイズラブ小説を買ったのがきっかけかな。
官能シーンを読んでも最初は何やってるかわからなかったんですけど、隠しておいた本を見つけた姉が「あんた腐女子でしょ!」って。
――はははは。お姉さん、ダイレクトだなあ。
Cさん: それが当の姉も腐女子で「私のと交換しよう」って言ってきて。
姉の持ってる過激なBL本を読んでるうちにすっかり染まってしまったという。
――腐女子姉妹!(笑) そういうのって血なんですかねえ。
Cさん: そうかも。実は従姉妹も腐女子です(笑)。