今回インタビューに応じてくれたのは、千葉県在住の会社員Sさん(30歳)。丁寧な言葉遣いの真面目そうな女性です。
最初は緊張でガチガチだったんですが、話していくうちに意外な一面を覗かせ始め……。
男性経験したくて出張ホストを呼んだけど
Mitya Ku
S: 実は、承認欲求が高じて出張ホストを呼んだこともあるんです。
――えー、それ、じっくり聞きたい! いつ頃の話?
S: 2年前、28歳のときです。
――できれば30歳までに喪失したい、みたいな?
S: それも多少ありました。
あと、自分が年をとればとるほど、相手の男性の年齢も上がっていくじゃないですか。そうすると、もしこれから先そういう機会があっても、相手がそんなにがっついてくれないんじゃないかという焦りが出てきて。
――なるほどなあ。出張ホスト呼ぶって一大決心だと思うんだけど、そう決めたきっかけってあるの?
S: それが最近急に「彼氏がいてすごく幸せ」っていう友達ができて、ショックを受けたんです。
というのも、私、これまで喪女の友達ばっかりで、周りに彼氏とラブラブだっていう人がいなくて。ずっと「どうせ男女交際なんてたいしたものじゃない」って思い込んでいたんですよ。
それで、もし恋愛がいいものだとしたら、経験してみなくちゃダメだなって思ったんです。例えば、本とかもそうですよね。最初から「どうせ好みじゃない」って決めつけるんじゃなく、一度読んでみて、面白いかつまらないか決めないと。
――前向きでえらい!
S: そうですかね(笑)。
でも、セックスってしようと思ってすぐできるものじゃないし、コンプレックスもあるので、出張ホストに決めました。