ベッドで男性が萎えることについて

ずっと思っていることなんですが、ベッドの中で男性が萎えることに対して、男女共にセンシティブになりすぎじゃないですか?「硬い=良い」「硬くない=悪い」という価値観が当たり前のように存在していて、硬くない状態は不自然で、場違いで、触れてはいけない。そんな空気が常に漂っている気がします。
私の元へ届くお悩みも「彼のアソコが柔らかくなって復活するまでの間が気まずい」「どんな言葉をかければいいのか、何をしてあげられるのかわからない」といった内容のものが後をたちません。確かに、私も経験の少なかった頃は、見てはいけないものを見てしまったかのような気持ちでソワソワしていたと思います。
しかし、大学生の頃から無類のオジサマ好きで、お酒を飲むと元気がなくなりやすい世代の男性との経験を積んでからは、中折れなんて大した問題ではありません。ちょっと考えてみてください。男性は人生のほとんどの時間を、性器が柔らかい状態で過ごしています。仕事中も移動中も、家でくつろいでいる時も「柔らかい」のが通常運転です。それなのに、裸でベッドに入ったってだけで、柔らかいことが「非常事態」なんて。かなり不自然なことですよね。
その価値観が変わらないのなら…
男性がベッドで萎えてしまうことを過剰に問題視してしまう背景には、「勃起できないのは失敗」「途中で萎えるのは男としてダメ」といった社会的•文化的背景があります。誰かに教えてもらったわけでもなく、自然とそういったイメージが染みついてしまったのだと思います。ただ、結局は性器も体の一部。ベッドでの状態は、感情や体調に大きく左右されるのは当たり前です。どんな状態でも「今はその状態」ってだけなんですよね。
とはいえ、男性は性器周辺のことに対して、どうも女性が想像するよりも遥かに強いプライドやプレッシャーがあるようで……。「中折れなんて別に気にしなくていいよ」と声をかけても、簡単には気持ちが解れないんですよね。男性の勃起への価値観が変わらないなら、女性の方が先に力を抜いてもいいのでは?というのが私の出した答えです。
男性が中折れして慌てていようが、復活できずにフニャフニャの時間が長くなろうが、どっしりと構えていたらいいんです。「原因は何なのか」なんて慌てなくてもよし。原因なんてない時の方が多いと思ってください。女性も原因不明で濡れにくいとき、感じにくいときが普通にあるのと同じです。
- 1
- 2