セックス大会は「国力向上」の一貫になる

アホなことばかりではあるものの、人間の営みにおいて重要なファクターであるセックスというものを競技と捉え、より多くの人に興味を持ってもらうことも少子化対策になるのではなかろうか。事前にカキを食べておいたり、日々のトレーニングも本番では重要になってくる。立派なスポーツという面もあるのでは。

これを「わいせつ」と捉えるのではなく、「国力向上」の一貫とするのだ。当然18歳未満はこの大会に参加できなくするなど、規制は必要である。そして、こんな記事も登場するかもしれない。

「日本のエース・山田太郎選手のお相手は吉田花子選手だが、次の大会までに別のパートナーとの演技も確認し、女性の代表を誰にするか決める時期に来たかもしれない。先日の大会で山田選手の耐久力は落ちてしまった。吉田選手との相性があまりにも良く、気持ちが良過ぎるのが原因ではないか。気持ちの良さが勃起力の維持には重要だが、かといって気持ち良過ぎると早くイッてしまうことになる。どちらを取るか、という究極の選択を監督・コーチ陣はしなくてはならない」

なんだったらAMが主催者になってまずは国内大会から始めてもいいのでは。長い歴史と多くのコンテンツ量を誇り、真面目に性を論じ、避妊の重要性なども説いてきただけにその資格はあると思うのだが。

冒頭の「ピストン運動をし過ぎてチンコが赤くなった」件と少し似ているのだが、僕の友人にはオナニーをしすぎて指を疲労骨折した男がいる。彼も性の求道者の一人である。

Text/中川淳一郎