性的欲求の低下に悩む40代女性へ!健康的なセクシャリティを取り戻す5つのステップ

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一般的に40代は女性の性欲のピークと言われていますが、逆に40代になってから性欲が低下したと感じる女性も多いのではないでしょうか。

40代女性が感じる性的欲求の変化について、ホルモンバランスやメンタルヘルスが性欲に与える影響、性的欲求の低下への対処法、パートナーとのコミュニケーションの重要性、セルフケアによるセクシャリティの向上法まで詳しく解説します。

自分の心と身体の変化を理解し、自信を持って前向きに取り組むためにはどうすべきかをお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

40代女性の性的欲求の変化とは?

一般的に30代~40代にかけて性欲が高まり、40代でピークを迎えるといわれていますが、実際は性欲が高まる女性と、低下する女性の両方が存在します。
それは40代が年齢を重ねていくにつれて精神的・身体的な変化があらわれやすい年代であるためです。

40代という女性としての身体的な成熟を迎え、ホルモンバランスの乱れやメンタルヘルス、パートナーとの関係性、生活習慣などが性的な欲求に大きな影響を与えます。

様々な要因が重なって突然訪れた性的な欲求の変化に、戸惑ってしまう女性もいるでしょう。今までの自分とは何か違う、とセクシャリティについて悩まずに、まずは自分の健康的なセクシャリティを取り戻せるようじっくりと向き合うことをおすすめします。

健康的なセクシャリティを取り戻す5つのステップ

ここからは40代女性が健康的なセクシャリティを取り戻すための、5つのステップを解説していきます。

ホルモンバランスと性的欲求の関係性を理解する

まずは40代女性のホルモンバランスと、性的欲求がどのように関係しているのかを理解しておきましょう。

一般的に、性欲は女性の体内で分泌される女性ホルモンの「エストロゲン」と男性ホルモンの「テストステロン」が関係しています。

年齢を重ねると女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し、相対的に男性ホルモンのテストステロンの影響を強く受けるため、性欲の高まりを感じるケースが多いとされています。

40代になってから急に性的欲求が高まった場合、このホルモンバランスの変化によるものであると考えられるでしょう。

性的欲求の低下に悩む理由とその解決策

40代になってから性的欲求が低下し、「普通なら40代は性欲のピークなんだから、もっと性欲が高まるはずでは」と悩む女性もいるでしょう。

しかし、性的欲求の変化も女性ホルモンの影響が原因であるケースもあります。

それは女性ホルモンの分泌が減少することで、膣の乾燥や萎縮が起こりやすくなり、性交時に痛みを感じるようになってしまう場合があるからです。性交時に痛みがあると性行為への意欲がなくなり、それに伴って性的欲求が低下します。

解決策としては、膣に潤いを与えるジェルなどで膣のケアを行ったり、女性ホルモンの分泌を促す薬やサプリを利用したりすることで性交時の痛みが緩和され、性行為への意欲が高まる可能性があります。