オナニーって何かメリットあるの?
オナニーをする時は、より気持ちよくなるために腟まわりの筋肉を動かしている人も少なくないと思います。腟に何か挿入している人は意識的に締めているでしょうし、クリトリスにラブグッズを当てただけでお尻の穴がヒュンッと締まるのを感じるはずです。
つまり、オナニーしているだけでちょっとした骨盤底筋トレーニングをしていることになります。
「性器を使っていく」ことも実は重要なことだそうです。最近は泌尿器科や産婦人科の医師からお話を聞く機会が多いのですが、40代半ばごろから女性ホルモンが急激に減少していきセックスもオナニーも“卒業”してしまうと、腟が萎縮して狭くなったり硬くなったりするそうなんです。そうすると婦人科での内診が困難になったり、新たなパートナーと久しぶりのセックスをする時に痛くて挿入できないということも起こってきます。しかし、セックスやオナニーなどの性的な活動が続いている人は萎縮が起こりにくいそうです。
「腟萎縮防止のためにオナニーを!」なんて夢もエロスもない話ですが、もっと短期的に考えてもオナニーはいいものです。性欲発散、ストレス発散はもちろんのこと、自分自身をいたわるトリートメント的な要素もあると思っています。定期的にパンツの中と向き合う時間があることで、健康チェックにもなりますよね。骨盤底筋トレーニングもオナニーも意識して一生続けていきたいものですね。
書籍発売のお知らせ
初の書籍『新しいセックス』(扶桑社)が9/2に発売されました! 男性向けの内容になっていますが、言いにくいことの伝え方、女性の体の構造、女性が気持ちよくなるための挿入方法など、女性が読んでも役に立つことを考えて書きました。パートナーと一緒に気持ちよくなれるエッセンスがギュッと詰まった一冊です。
Text/BETSY
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