腟にゼリーを入れられるのが悔しい
今週は読者の方からの質問にお答えします!
腟にゼリーを入れられるのが悔しいです。自分の力で濡れてない感じがするからです。濡れてないから入れているわけではないと言われていますが、なんとなくごまかされているような感じに受け取れます。素直にゼリーを受け入れるべきか自分が濡れやすくなるようにセルフプレジャーで改善すべきですか?
潤滑剤にネガティブなイメージを持つ人も多いですよね。濡れない人が必要に迫られて使うものだと思われがちなので、潤滑剤を使うイコール濡れてないと認めることになり、使用することで自信喪失してしまう人もいるかもしれません。
確かに潤滑剤は腟の潤いを補充するものではありますが、実は潤滑剤の用途はそれだけではありません。そのことを知れば、潤滑剤へのネガティブなイメージが変わるかもしれません。
セックスで潤滑剤を使う場面とは?
セックスで潤滑剤を使う場面は本当にさまざまですが、ざっと挙げるだけでもこの通りです。
・腟の潤いが足りず挿入が困難
・摩擦で粘膜がヒリヒリする
・腟口付近は濡れているのに腟の中の潤いが不足している
・途中で体液が分泌しなくなる
・腟の締まりでスムーズに動かしにくい
・腟の締まりでコンドームがズレる
・体液がサラサラしていてすぐに流れ出てしまう
・舌で舐めるときの潤い補充
・手で刺激するときの潤い補充
・生理後においが気になるときのごまかし
・刺激性のあるもので特別なプレイを演出
何か問題があって使う場合の深刻度にも幅があり、「使わないとセックスできない」人もいれば「なければないでも構わないけど、あると安心(あると楽しい)」の人もいるでしょう。しかし、どんな理由であろうと「セックスはニュルニュルの方がエッチだし、なんか気持ちいいから」潤滑剤を使うんです。
人間の分泌量では不可能なほどたっぷり使って潤わせ、不自然なほどニュルニュルにしてみてください。「塗った方が気持ちいいじゃん」と思うはずです。
質問者のパートナーの方も潤いが不足して困っているのではなく、ただ不自然なほどニュルニュルさせた方が気持ちよくて好きなのかもしれませんね。
データがあるわけではないですが、潤滑剤を使った方がいいのに使ってない女性はかなり多いと思います。「挿入であまり気持ちよくなれない」と言う女性に腟の中までたっぷり潤滑剤を塗り込むようアドバイスしただけで、腟での快感を得られるようになったケースを何度も見てきました。中イキまでできるようになった女性もいます。
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