ある時期月に4回ほど会い、セックスをしていた秀美さんという女性がいる。非常に体の相性が良く、多い時は一晩で7回もヤッたことさえあった。疲れ果てて一度寝るも、起きたら互いにムラムラしていて、「今回が最後ね」と言いつつ、性欲には負けて7回まで到達してしまったのだ。
そんな彼女が27歳の時は両親と一緒に住んでいたのだが、ある日、「明日は母親がいないからウチにおいでよ。私、有給取ったからさ」と誘ってきた。僕は時間の融通が利くため、その日は多摩地区にある彼女の地元駅に行った。約束の11時30分、彼女は迎えに来てくれており、「よく来てくれたね! 何もないでしょ~」と言った。僕は「いや、ウチの実家も同じようなものですよ」と答えた。
途中のコンビニでビールを購入。駅から20分ほど歩いた高台に彼女の家はあった。「景色はすごくいいでしょ。晴れてる日は富士山がよく見えるのよ」と言う。僕らは広い庭に置かれたテーブルで椅子に座ってビールを飲み始めた。
彼女には当時婚約者がいたが、セックスの相性はあまりよくないようで、僕とやる方が気持ちがいいと常々言っていた。「だから彼のことは気にしないでいいから」と、彼が聞いたら激怒しそうなことさえ口にしていた。
「ニノミヤさん、コンドームは持ってきてる?」
「持ってきてますよ」
「ウチにもあるから足りなくなったら言ってね」
ニヤリと笑いながらそう言うと、彼女は僕の股間に足を乗っけてきた。すぐに勃起してしまうと「相変わらず硬いね。好きよ」と言う。その段階で飲んでいた缶ビールを空にすると、僕らは家の中へ。すぐにエロをすることを見越していたため、風呂には入っていたし、彼女も先程入ったばかりだという。
彼女が自宅に呼んでくれた理由
彼女の部屋のドアを開けると中は白を基調とした部屋になっており、ベッドのシーツと掛け布団もホテルの部屋のようにきれいな白だった。明るすぎるので、カーテンを閉め、僕らは抱き合ってディープキスをした。
「私ね、自分が育ったこの家で一度あなたとヤりたかったの。なんか背徳感があるでしょ?」
「そうですね。しかし、僕はヒヤヒヤしますよ。秀美さんが子供時代を過ごした部屋でみだらな行為をするというのも……」
「いいっていいって」と言うと彼女は全裸になり、僕の屹立した邪悪な蛇を口にくわえた。そして丁寧に上下運動をしながら舌でカリのあたりを舐めてくる。以前書いた「地味な見た目だが性の求道者」の女性ほどではないものの、見事な技を見せてくれる。僕もお返しとばかりに彼女のアソコを舐めた。彼女はクリトリスを指で触り続け、「アァ、イッちゃった」と言った。
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