マンネリ化しかけたセックスを盛り上げるものといえば、ソフトSMやローションプレイ、コスプレなどのちょっとしたお遊び要素ですよね。ふたりでそれぞれアイデアを持ち寄るのもいいですが、私が個人的におすすめしたいのは、エッチな行為をリクエストされること。「次は乳首を徹底的に責められてみたい」とか「ストッキングを穿いて手コキされたい」などと具体的にリクエストされると、次に会うまでの準備と妄想で性欲が爆発します。
興奮しなかったリクエストもある
エッチなリクエストなら何でもいいってことでもなく、せっかくリクエストをもらっても全く興奮できないこともあります。相手がやってみたいことと自分の好みに差がある時もそうですよね。私の場合はというと「エッチな下着つけてきて」「おもちゃ持ってきて」「とびっこ付けてきて」は全く興奮できませんでした。
だって、エッチな下着を着けていくこともおもちゃを持参することも、私にとっては通常運転じゃないですか。何年エッチなお姉さんやってると思ってんだと。そして、とびっこ(遠隔ローター)は、あのイヤらしい存在のわりに気持ちよくないことを知っているので全く燃えませんでした。
ついでに言うと、「エッチな下着」は要注意です。人によって“エッチな下着”のエッチ度が全く違うからです。相手はレースのTバックや黒のツルツル素材などの“初心者向けセクシー”を期待していたのに、股間の部分がパールになっているものとか、Tバックの真ん中がパックリ割れている“上級者向けセクシー”なものを着けていったら「え、なんか違う…」と確実に思われるし、下手したら引かれるからです。「エッチな下着」は事前の聴き取り調査が必須ですよ!
興奮したリクエスト
「海外土産のエッチな下着持っていくから着けて」
これはイギリスに行っていたセフレからのリクエストです。「エッチな下着って面積が限りなく小さいTバックかな?それとも赤のテカテカしたブラ?」と想像を膨らませながらホテルへ。そこで手渡されたのは想像の斜め上を行く、全身網タイツでした。それも網目の大きいもの。これの何が興奮したかって、ムチムチボディの私が網目の大きな全身網タイツを着用すると、糸でグルグル巻きにされた焼き豚にしかならないことです。洗面所の鏡の前で全身網タイツ姿の自分を見て、あまりの恥ずかしさに悶絶しました。思いのほかその羞恥心が私のM心に火をつけ、大変良いプレイになりました。あれから何年も経ちますが、あの時の全身網タイツ、まだ持ってます。
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