大入袋舞さんからのお誘い
「りかさーん! パイパンにしませーーーん!?」
普通いまってVIO脱毛とかハイジニーナっていうじゃないですか。なんでわざわざ昭和くさいエロ臭の漂うパイパンという言葉を使うのか。まぁなんか声に出したい日本語っぽい響きがあることは否めませんけども。そしてわたしは実は毛のコンプレックスからは解放されていて、かつて素人投稿誌に仕事をしていた関係で、「どんな身体であってもエロいし、恥ずることなくエロを楽しんでいい」みたいな、スピリチュアル用語であることの「パッカーン」をしてしまっているので、今さらINのMOWとかどうでもいい。が、大入袋舞さんは、わたしの肩を揉みつつ「ああん、すごい硬い~! こんなに硬いの。は・じ・め・て」と耳元で囁きながら、パイパンがいかに良いかを熱弁だした。
「つるつるでかわいい」「セックスが気持ちよくなる」「陰毛が床に落ちていることがない」「風呂水もきれい」こちらも酒の酔いがまわってくるにしたがって「まぁ、試してみるかな」という気持ちにもなっていく。仕舞いには「ちょっと見てくださいよ、このかわいいおまんを!」とつるまんをこっそり見せてまで来る。まんこを見せられたら見せ返さないと借りができてしまう……みたいな気持ちにもなり、大入袋舞さんにパイパンにしていただくこととなったのです。次週「女友達にまんこを見られたよ☆彡」に続く。
Text/大泉りか
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