先週は、男性の我慢汁が苦手な女性からの質問にお答えしたので、今週は女性の愛液が苦手な人とのセックスについてお話しします。我慢汁の記事もそうですが、体液の話となると表現が少々メッシーになってくるので、他人の体液が苦手な人は読んでいて「ぐへぇ」となるかもしれません。
濡れやすい女性にも悩みがある
女性のセックスの悩みで多いのは、濡れにくいということ。気持ちよくても愛液が出にくい、途中で濡れなくなるなど、愛液の分泌量が足りずに粘膜が擦れて痛みが生じます。一方で、濡れすぎる女性にも実は悩みがあります。そのひとつが、愛液が苦手な人とのセックスです。
濡れすぎる女性は、キスしている間だけでもパンツが重たくなるほど濡れます。ちょっと触られたりしているとあっという間に外陰部全体がデッロデロです。こんな状態の股間にどうアプローチしてくるかで、相手が体液が好きなのか嫌いなのかすぐに分かってしまうんですよね。愛液が好きな人は、外陰部全体にかぶりつく勢いでクンニするし、チューチュー吸い付いてきます。それどころか人の愛液を指ですくって体に塗って舐めるし、触れば触るほど愛液が出てくることを面白がっていつまでも触る傾向があります。
反対に体液が苦手な人はというと、クンニは5回に1回の頻度。それも舌の先っちょでクリトリスのてっぺんのみをチロチロ舐める、全然ありがたみのないクンニです。手マンだって外陰部にほんのちょっと触れて「濡れてる(からもう挿れていいよ)ね」と省略します。指は決して腟に入れません。触るとしても指先でクリトリスを超ピンポイントで撫でるだけ。股間に体液が着くのが嫌なのか、深く挿入しようとせず、終わったらすぐにティッシュを取ります。
他人の体液が苦手なのは理解できるけど、クンニどころか手マンもしない前戯なんてふざけてますよね。よっぽどキスがうまくて「即挿入可!」と思わせてくれる人じゃないと受け入れられませんが、他人の体液が苦手な人はディープキスもできないことが多く、キスも淡泊でつまらないことが多いのが現状。パートナーが体液嫌いな人だとセックスの満足度が低くなると言っても過言ではありません。
しかし、何もしなくても股間がビショビショだからって、前戯スルーはダメですよ。無理にクンニや手マンをしろとは言いませんが、ふたりで一緒に気持ちよくなるためにはできる範囲で努力や工夫をしていただきたいものです。そうなると、やっぱり頼れるのはアダルトグッズ。好みが分かれると思うので3種類紹介します。
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