今週は、読者の方から「50歳を超えたカップルが楽しめるセックスの方法を教えてください」という質問をいただいたので、お答えしたいと思います。年齢を重ねることに限らず、AVみたいなパワフルなセックスがいつでも誰にでもできるとは限りませんよね。例えば病み上がりで体力が落ちていたり、腰痛や間接痛があったりする時も、無理のない範囲でできるならセックスしたいと思うかもしれません。
セックスは激しければいいってもんじゃなくて、ゆるゆる楽しんでもいいですし、オーガズムがないまま疲れたら終了しても大丈夫。ルールなんてないので臨機応変に楽しんでしまえばいいと思います。
前戯
“前戯”と言ってしまうと挿入前にするものだと思ってしまいますが、挿入前にだけするものではないですよね。一度挿入スタートした後も、中断してキスやオーラルセックス、手での愛撫に変えてしまってもいいんです。何度繰り返してもいいので、ふたりで声をかけ合いながら「ちょっと抜いて口でするね」「また入れちゃう?」という具合で進めていくといいですね。コミュニケーションが増えるせいか、セックスの満足度も高くなります。
挿入
挿入も、バンバン激しく出し入れしなくても、十分に楽しむことができます。体に負担のかからない体位でゆるゆる動くこと、交互に動いて疲れにくくすること、ベッドやテーブルの高さを利用して体重を預けることなど、工夫しながら楽しんでみてください。ゆるゆるセックスのおすすめ体位は次の3つ。
①交差位
女性は仰向けになり、男性は体の側面を下にして横たわります。男性の脚の間に女性が入りこむ形で挿入します。ふたりとも体重のほぼ全てをベッドにかけているのでとても楽ちんです。男性が腰を動かして出し入れしてもいいし、女性が足の裏をベッドについて腰を上下させることもできます。
②対面座位
対面座位では、お互いが後ろに手をついてV字型になり、女性が体重の前後移動で出し入れしてもいいですし、膝をついて男性に抱きつき、ベッドのスプリングを利用して上下運動するのもおすすめです。
③女性上位
男性が仰向けになって女性が上に乗り、覆いかぶさる体位です。男性がベッドのスプリングを利用して腰を上下させるか、女性が動いてもいいです。女性が動く場合は、前後に体重移動させるように動くか、お尻だけを上下に動かしてもいいですね。
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