名前を呼ぶとニュアンスが伝わる
「気持ち良い」とか「感じる」とか「イキそう」「ヘンになっちゃいそう」など、セックスシーンを盛り上げる言葉は多数存在します。それらの言葉の手前に、「○○君」と、お相手の名前を呼ぶことは非常に効果的であるとミカコちゃんは考えます。ただ単に「気持ち良い」のではなく、「○○君に施される行為が気持ち良いんです」というニュアンスが間接的に伝わるので。
例えば手マンの真っ只中。ただ「気持ち良い」と言うだけでも悪くないんですけどね。ひねくれた見方をすると、オナニーでも自分で手マンしているとすれば……! 手マンという行為であれば誰にされても気持ち良いってことになります。そこで、手前に「○○君……気持ち良い」と、相手の名を呼ぶのです。それにより、○○君の手マンが気持ち良いと、オンリーワンである旨が伝わるのです。
手料理に例えると…
手料理に置き換えるとわかりやすいかな。彼氏にカレーライスを振る舞ったとしましょう。「俺、カレーって大好き!」だけでも悪くないですが、単にカレーという食べ物が好きとも捉えられます。そうではなく、「俺、ミカコの作るカレーって大好き」と言われるほうが嬉しいですよね。カレーではなく、私の作るカレーが好きなのだわと、強く実感できるので。
むろん、やり過ぎは不自然です。「○○君、気持ち良い」「○○君、感じちゃう」「○○君、イッちゃいそう」「○○君、おかしくなっちゃうよ」……これでは大安売りで商品名を連呼する店員と一緒になっちゃいます。そうではなく、ここぞと言うタイミングで相手の名を呼びましょう。これにて。これまでのセックスが一気に盛り上がること間違いなしです。ぜひ、お試しあれ。
Text/菊池美佳子
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