男性の股間への愛撫は手が「ヌルヌル」か「スベスベ」の時だけ!/ひと皮むけるセックス⑩Betsy

手で愛撫する時の潤い

「基礎はもうできてるから、もうちょっとセックスがエロいと思われるテクニックを教えてくれ!」と思っている方への、ひと皮むけるセックスシリーズ10本目です。前回は乳首や股間を口で愛撫する時にも潤いが必要で、特に舌のヌメリ、唾液のトロみが重要だというお話しをしました。今回はその続編で、手で愛撫する時の潤いについてお話しします。

フェラでは口の中を潤すことと歯を当てないことに注意している人は多いと思いますが、意外と見落としがちなのが、手で愛撫する時の潤いではないでしょうか。手は股間よりも厚くて固い皮膚なので、どんな感触を相手に与えているのか常に考える必要があります。

ヌルヌルかスベスベのときだけ!

早速股間を愛撫する時の潤いの話に入りますが、手で男性の股間に触れるのは【ヌルヌル】か【スベスベ】の時だけ。【ペタペタ】と【サラサラ】の時は避けてください。何の違いかというと水分量と粘度です。

自分の外陰部(クリトリス、大陰唇、小陰唇など)を愛撫してもらうことを考えるとわかりやすいかもしれません。トロみのある愛液がたっぷりついた手で外陰部全体に触れられると、ヌルヌルして気持ちいいですよね。また、大陰唇に限っては、皮膚が乾いている時に同じく乾いた指でそっと撫で上げられると、スベスベの感触がなんとも言えないゾクゾク感を生んで気持ちいいです。

反対に、クリトリスや小陰唇などの、常に湿り気のある場所を乾いた手で触れられると、ペタペタと指にひっかかって不快です。そして、粘度の低いサラサラの唾液を手につけて触れられた時や、トロみのない水っぽい愛液を手につけて触れられた時には気持ちよさを感じることができません。

男性の股間もほぼ同じです。股間一体は【ヌルヌル】の手で触れば気持ちよくて、陰嚢(袋の部分)から竿の根本のあたり、脚の付け根からVゾーンは、乾いている時に乾いた手でそっと撫で上げると【スベスベ】した感触がゾクゾク感を与えます。一方で、皮膚の薄い竿・亀頭・裏筋は、指の皮膚がひっかかる【ペタペタ】は痛みを与え、トロみのない唾液での【サラサラ】は気持ちよくないので厳禁です。といっても男性の場合は自力で出せる粘液が我慢汁ぐらいなので、せいぜい尿道口付近をヌルヌルにしてあげることしかできませんよね。

そこで、まずは乾いている時にしかできないことからやっていくのもいいんじゃないでしょうか。布団をひっぺがして股間をあらわにしてみてください。これで竿と袋のもつ湿気が飛んでサラサラになります。表面が乾いたら、5本の指の腹で袋の表面を下から上に撫で上げるのを何度か繰り返してみましょう。袋と中の玉がキュンッ!とっていくのが可愛いんですよね。ものすごい快感を与えるわけではないですが、やっているこちらの気持ちがホッコリするのでおすすめです。竿や亀頭を同じようにスベスベな感触で愛撫することもできますが、爪が裏筋に当たったりすると可愛そうなので、早いとこヌルヌルにして愛撫した方がいいかもしれません。