「いい人生を送っている」と感激した最高のフェラチオ体験とは/中川淳一郎

今回はフェラチオの素晴らしさについて振り返ってみたい。意味の分からない書き出しではあるが、男の一定割合は、夜、寝るときに過去のフェラチオを思い出し、幸せな気持ちを思い出し、快眠するのである。もしかしたら夢精をしてしまう者もいるかもしれない。

僕、ニノミヤはこれまでにアメリカ人、オーストラリア人、フィリピン人、中国人、日本人と性交をしたことがあるが、フェラチオが上手なのは圧倒的に日本人女性だった。

国別に違いはない! と言いたいかもしれないが、とにかく日本の女性はフェラチオが上手なのだ。いや、もしかしたら「チンコに対して嫌悪感を持っていない」ということなのかもしれない。

日本人以外のこれまでにエロをした女性は、とにかくチンコというものは汚いもので、形式的に先っぽにキスをし、「あとはさっさと私のアソコに入れろ!」と考えているような感触を得たのだ。

別に僕はこれらの国でカネを払って性行為に至ったわけではない。あくまでも自然な流れで性交をするに至ったのだが、とにかく日本人以外の彼女たちはフェラチオに対する忌避感が強かったのである。

日本の女性は、「挿入前の儀式として、私はフェラチオをするよ」といった感覚を持っているケースがほぼ全部だった。イヤなのであればしないでもいいのだが、とにかくギンギンに屹立したアソコを見たらパクリと咥えてくれる人が僕のこれまでの性行為体験では100%である。

そして、「ねぇねぇ、ニノミヤさん、どうすればもっと気持ちいいの? 遠慮しないで言ってね」などと言ってくれる。一体これはなんなのだろうか。なぜ、日本人女性はフェラチオをしてくれるのだろうか。

実際、男が女性との愉悦の経験を想像するにあたっては、パクリとやられる姿を想像し、ワクワクするものである。そして、実際に事に至った場合、本当にそうしてもらえて「今、オレは世界で一番幸せな男だ」と思えるものなのだ。

僕は挿入も大好きだが…

異論はあるかもしれないが、少なくとも僕は挿入も大好きだが、パクリとされたときの方が興奮したし、幸せを感じた。

前にも述べたが、男が嬉しいのは、アソコを汚いものだと思わず、パクリといきなりやってくれることである。そのうえで、我慢汁が出るさまも含め、「バカな男の性欲って、私の魅力の前にはイチコロよね」とばかりにあしらってほしいのだ。

なにしろ、男の多くは女体に対し、感謝の念を抱きまくっている。だからこそ、風俗店という業態が成立するわけだし、「その先」を期待するキャバクラ等も存在しているのである。キャバクラ勤務女性はそこまで安易にエロをさせないだろうが、多くの男はそこを期待して店に来るのだ。