ケア方法をご紹介!

りのこ

アソコはやっぱり、専用ソープで洗ったほうがいいですか?

関口先生

皮膚が丈夫な人たちは普通の石鹸を使っても問題ないんですが、やはり敏感肌の人たちはデリケートゾーン専用の洗浄剤や保湿剤を使ったほうがいいですよ。

りのこ

私たまにカンジタになるんですけど、それはもしかして…。

関口先生

免疫力と皮膚が弱いことは確定していますね。なおさら専用ソープや専用保湿剤を使ったほうがいいですよ。自分の弱い部分はぜひしっかりケアしてください。

りのこ

カンジタになったときに専用ソープを使ったらよかった記憶があります…! 腟の中まで洗ったほうがいいんでしょうか?

関口先生

特に垢がたまりやすい小陰唇のワキやクリトリスの包皮は、よく泡立てたソープで優しく洗うことをおすすめします。腟内はだいたい人差し指の第二関節くらいまで洗っておけば大丈夫です。ただ生理がダラダラ続いて、腟の中に古い血液が残ってニオう時は腟洗浄もありです。

りのこ

わりとテキトーに洗ってたんで、次から意識して洗うようにします!

さらに気持ちよくなるために…

りのこ

結論、まずケアは大前提として、あとは男性に言いたいことをはっきり言って、ストレスを溜めないことが気持ちよくなるための秘訣なんですね。

関口先生

「相性がいい」というのは互いに気持ちいいところを伝えあえて、それをさらに発展しあえる人。なのでクンニは徹底的にしてもらって、気持ちよくなれるところを見つけてください。

──ここで、最近SNSでよく話題になるデリケートゾーン専用のソープ『ANOCOI』のクリームソープについてご紹介させてください。肌に優しいクリームでデリケートゾーンをパックするように洗うことで、黒ずみやニオイ、むずつきのケアが期待できます。

りのこ

すごい、女性のことを考えて作られたクリームですね! クリームタイプのソープで優しく洗い上げるとのことですが、こういったアイテムを使うのはどうでしょうか?

関口先生

おっしゃられたように一般的に摩擦は黒ずみやニオイ、むずつきの原因になりやすいので、摩擦の少ないクリームのようなソープで丁寧に洗うのはいいことですよ。

りのこ

確かに、クリームだと優しくパックできますもんね。

関口先生

特に肌の弱い人は可能な限り毎日続けて、デリケートゾーンを清潔に保つことが重要です。

──香りもいいんですよ。生クリームバニラの香りなんです。そしてジェルタイプの『アノコイ ジャム』もあります。ソープはお風呂で使うタイプですが、ジェルは朝出かける前や夜のお風呂あがりにサッと塗れますし、持ち運びにも便利です。

関口先生

デリケートゾーンで重要なのは保湿なので、ジェルもいいですね。洗顔後は化粧水を塗るでしょう? だからソープにこだわるんだったら、その後の保湿にもこだわったほうがいい。両方同じメーカーだと相性が合うように作られているので、ライン使いするのは特に良いですよ。ソープと同じように、腟の外側と腟の中は人差し指の第二関節くらいまで塗ってください。

デリケートゾーンは第二の顔

私も実際『ANOCOI(アノコイ)』を使ってみました。ソープは固形石鹸と違って泡立てる手間がなく、デリケートゾーンにやさしくなじませ、洗い流すだけなのでとても楽でした。

汚れをしっかり落としてくれるのに、洗いあがりはしっとり。バニラのいい香りがするところもオススメポイントです。保湿力が高いデリケートゾーン専用ソープとジェルを使うことは、乾燥→炎症→黒ずみという悪循環による黒ずみ対策が期待できるのもありがたいですね。

デリケートゾーンは第二の顔。顔のスキンケアと同じように「自分を大切にケアする方法の1つ」として日々の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

Text/りのこ
Illustrations/絵空摩耶

◆ご協力いただきました!
関口由紀 先生