冷却期間を設けることへの不安2つ

メロンパンの話はこれくらいにして、ぼちぼち本題に入りましょう。復縁希望女性にとって、冷却期間を設けることへの不安は主に2つかと。

1.カレに新しいオンナがデキちゃうかもしれない……!
2.私という存在を忘れちゃうかもしれない……!

まずは「1」から。新しいオンナがデキる確率は極めて低いと、ミカコちゃんは考えます。なぜなら貴女サマと別れたということは、何かしら2人の間に面倒事が起きていたはず。LINEの既読スルーで揉めたり、会う頻度の件で揉めたり、一緒にいるときスマホばかり弄り続ける件で揉めたり……。ゆえに彼は「オンナって面倒くせえ!」モードになっており、当分はおひとりさまを満喫したいはず。

もちろん、新しいオンナがデキる確率はゼロじゃないです。しかし新しいオンナがデキたとしても、そう長くは続かないでしょう。なぜなら彼は、既読スルー常習犯だったり、会う時間を作ることを面倒がったり、一緒にいてもスマホでゲームばかりやっているようなオトコです。ここに挙げた以外の理由だとしても、何かしら女性に対し不満を抱かせるようなオトコです。新しいオンナがデキても、すぐに本性を表わし、新しいオンナのほうから去ってゆくでしょう。

次は「2」、これちょくちょく聞く不安要素ですけど、「忘れられちゃうのが怖い」ではなく! むしろ、忘れられたほうが好都合なのですよ。なぜなら彼にとって直近の貴女サマの印象は、「不満をぶつけてくる面倒なオンナ」だからです。そのイメージはさっさと忘れてもらったほうが好都合! どうぞどうぞ、悪い印象はさっさと忘れてください。

本当にそのオトコと復縁したいのか?

「1」よりも「2」よりも! 冷却期間を設ける真の目的は、自問自答のためですよ。別れに至ったということは、何かしら相手に対する不満があったはず。例として挙げた既読スルーや会う頻度の件やスマホ弄りなど、本当にそんなオトコで良いのか、そんなオトコと復縁できたとしても、その先に幸せはあるのか、自問自答が必要かと。

相手への不満は一切なかったが、相手からフラれて別れたケースもあるでしょう。「○○ちゃんは性格も良いし容姿もオレ好みだが、セックスの相性がどうしても合わない」など。なんとか食い下がって復縁できたとしても、今後セックスするたびに「相性が合わないと思われているんだなあ」とフラッシュバックするかもしれない、果たしてそれで幸せなのか、これまた自問自答が必要です。

自問自答の結果、「それでもやっぱり好き!」であれば、それで良いのだと思います。「やっぱり好き」なのか「ほかに幸せはある」なのか、結論を出すために、冷却期間は必須ってことで! 

Text/菊池美佳子
初出:2021.01.11