お部屋選び&リノベに役立つ! 恋するマドリ提案
ベースはありがちな3Kマドリ
基本のマドリはコレ。40㎡というリアルな広さの部屋。
「昔の公団の間取りです。
50年近くの前のものですが、
賃貸のスタンダードとして今回これをベースに間取りの変更案を考えてみました。
約40平米の大きさの賃貸物件です」(土谷さん)
毎日が刺激的? 官能的な「バスタブ中心」マドリ
小さな部屋をいくつも作るより、40㎡を大きく分けた方が気持ちよさそう。お風呂を可視化させて生活の一部に取り入れてしまえば、その分お部屋が広く見えて開放感が……。ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど、こういう生活の中の刺激は必要かも?
「お風呂を思い切って改修しています。
ガラス張りのお風呂です。
リビングからもお風呂が一体となっています。
ガラスの仕切りもできれば開放的にして
お風呂に入りながら暮らす。
リビングと一体となって過ごすというのはどうでしょうか」(土谷さん)
食べることが好きな2人に「ダイニング中心」なマドリ
料理好きの2人にはたまらないプラン。食事は毎日するものだし、週末は一緒に食べるのなら、絶対「食」のスペースを充実して損はなし。
「ダイニングをしっかりとってみました。
2人暮らしですが、食事を楽しむことにウェイトを置いています。
ダイニングとリビングの間にワークスペースをおいて仕事もできるように考えました。
二人の時間も大切ですが、仕事の時間も確保することが、お互いのストレスをなくすことかもしれません」(土谷さん)
「左の間取りの応用です。キッチンとダイニングをカウンターでつなげてみました 料理をしながらの会話も弾みます。一体となることで空間も広く使えるようにしました」(土谷さん)
仕事が大切な2人に「ワークスペース中心」なマドリ
リビングとワークスペース。作業できる場所が2つあると、同時に仕事をしつつも、邪魔にならない。2人とも仕事に一生懸命なカップルには嬉しい距離感が作れそう。
「大きなダイニングテーブルをつくり、ワークスペースと兼用にしてみました。
壁一面に本棚を配置し、快適なワークスペースをつくっています。
恋も大事ですが、仕事や一人で行う作業も大事です。
お互いの気配を感じながらも、自分の時間を持つことも大切です」(土谷さん)
Text/Keiichi Koyam