他の男とセックスすることを提案
なのでその飲み会でセフレにしてる側の男に「もしあなたがセフレにしている女が他の男とセックスしたらどう思う?」と聞いたところ
「ヤダ」
「自分は他の女ともセックスしてるのに?」
「うーん……それでもヤダ」
「最悪の男だな」
「だってなんかイヤじゃん」
とのことだった。
なのでセフレにされてる女に「やっぱ他の男とセックスしちゃうのが手っ取り早いんじゃね?」と提案したところ、セフレにされてる女もいちおう美女なので「じゃあ前からしつこく誘ってくるおっさんとデートしてみようかな」とLINEを開いておっさんに返信をしようとし、そしたらセフレにしている男が「えー? 本当に行くの?」とか不満気になり、セフレにされてる女は「とりあえずデートするだけだし」とか言い、セフレにしてる男はすかさず女の肩を抱いて耳元で「そんなおっさんなんかとデートするのやめなよ」とか言い、セフレにされてる女は満面の笑みで「え~そんなに言うんならやめよっかな~」とか言って携帯を置いて男に向き直り、飲み会終了後は二人で夜の街に消えていき、だから!! だからおまえはセフレなんだよ!!
と、帰りのタクシーの車内で私は窓ガラスにガンガン頭を打ち付けて頭蓋骨を割り、脳みそを周囲に撒き散らかしました。
次回、じゃあセフレ脱却のためには結局どうすればいいわけ!? をお送りします。お楽しみに!
Text&Illustration/峰なゆか
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