“史上最悪のデートの体験談”をAM読者の皆さんから募集しました! 行き場のない憤りと物悲しさ……。思い出という言葉で簡単に片付けられないデートのエピソードをご紹介いたします。
今回は特別編と称して、人気スポットでの最悪のデートのエピソードをご紹介いたします。
砂浜で数時間海を眺めた孤独な思い出
行き着けのバーで知り合った彼の趣味はサーフィン。彼のサーフィンを見に行く海デートに誘われました。私は未経験なので、砂浜で波にのっている彼をみていることに。最初はウェットスーツ姿の彼のたくましさにキュンキュンしたり、なかなかデートとして楽しかったのですが、彼を海へと送り出してからは孤独との戦いでした。
沖にでた彼は米粒サイズでしか見えず、他の人との区別もつかず、なかなか帰ってこない彼を待つだけの時間が延々つづき…。
砂浜にポツンと残り沖を眺めること数時間、ようやく帰ってきた彼の仕度を待ち、さてこれから本格的なデートだ!と思ったのですが、私を駅へと送ると、「疲れたから帰って寝るわ」と爽やかに帰っていきました。彼と一緒にいた時間は1時間たらず…。
家に帰っても一人だったので、痛烈に孤独を感じた一日でした。
(みお/31歳/客室乗務員)
<編集部の一言>
サーファーとの海デートは憧れますが、こんな孤独なデート聞いたことありません…。家に帰っても一人というのがより孤独感を増させてしまっていますね!
夢の国でのテンションのギャップに萎え~
学生時代に付き合っていた彼は見た目のイケメンだし、スポーツマン、でもチャラチャラしてなくて、クールでポーカーフェイスなところに惹かれて付き合いました。付き合って1ヶ月経ったころに彼から浦安にある某大型アミューズメントパークに行こうと誘われました。最初は私が好きだと思って誘ってくれたのかもしれませんが、実は私は遊園地が楽しめないタイプ…。その都度流していたのですが、「ねえ、いつにする?」としつこく…。彼のキャラ的に最初は信じられなかったのですが、実は彼、無類の某大型アミューズメントパーク好きだったのです。本当はあまり行きたくなかったのですが、愛する彼のためにアミューズメントパークに行くことに。
当日、舞浜に降り立った瞬間、普段の彼と同じ人だとは思えないほどのテンションに。
ただでさえ好きではない遊園地で(楽しさを押し付けられているように感じてしまうんです…)、普段はクールな彼がテンションあがっているのを見ると、テンションのギャップでドッと疲れました。 アトラクションまでは小走り。並んでいるときは「楽しみだね~♪」とウッキウキ。最終的に参ってしまったのは「ス●ラッシュマウンテン」に乗ったときのこと。キャラクターたちが愉快なマーチをうたう場面があるのですが、何を思ったのか、リズムに合わせて頭の上で手を叩きだしたのです。コースターの一番前に乗っていたので、後ろの人たちに丸見えだし、同乗していた高校生たちも一緒になって叩きだしたので本当に恥ずかしかったです。
「お前も一緒に叩けよ」と言われたときは、冗談でも勘弁して~と思ってしまいました。
(ゆう子/29歳/編集)
<編集部の一言>
テンションのギャップというのはカップルの最大の敵!断るのも勇気がいりますが、後から「行きたくなかったのに~」となるよりは最初に断ってしまったほうが傷は浅いかも。