こうして、ここまで100点満点の流れで交際がスタートしました。「この後も学んだ通りにコミュニケーションを取っていけば、きっと上手く付き合っていける!!」なんて浮かれる浅はかな自分。コトがそれほど単純ならば、この世からとっくに戦争はなくなっているのだと今なら分かります。

世界の中心が彼になってから

交際が始まってから、わたしの世界は一変、というか世界の中心が彼氏になりました。毎日がとにかく嬉しい楽しい大好きドリカム状態です。

わたしはもともと、家の近所にあるスターバックスで毎日仕事をしていたのですが

「できる限り彼とたくさん会いたい! いっぱい一緒にいたい!!」

そんな想いから、彼の職場近くにあるタリーズにできる限り通い、原稿を書きながら彼の退勤を待つようになりました。タリーズまでは家から車で30分。交際期間はガソリン代が爆上がりしました。

彼の仕事後に会えそうなら会う。会えたらハッピー。会えないときはガッカリしながら車で帰る。

夜になにげないLINEを送る。返ってきてラリーが続けばハッピー。既読もつかずに時間が経つと気持ちがソワソワ。朝起きて返事が来ていたらホッとする。

そんな感情ジェットコースターな日々も、最初の1ヶ月弱は楽しかったです。が、実はこの時もむくむく成長していた小さな不安が、ある日ひょっこりはっきり芽を出しました。

「あれ、わたし、なんか重くない??」