主演は『(500)日のサマー』『インセプション』などで人気急上昇中のジョセフ・ゴードン=レヴィット。彼の恋人役を『ジョン・カーター』のリン・コリンズが演じ、色っぽくて力強い女性像は観る者を釘付けにします。
『綴り字のシーズン』で国際的に評価を受けたスコット・マクギーとデヴィッド・シーゲルのタッグが、製作・監督・脚本を担当。二つの物語を同時進行させる構成で、よくあるラブストーリーとは一風変わった感動と衝撃を与えてくれます。
ブルックリン橋に佇むボビー(ジョセフ・ゴードン=レビット)とケイト(リン・コリンズ)は恋人同士。二人はある問題に直面し、未来に不安を感じていた。コインの表裏で運命を決め、そこから二通りの一日が始まる…。
片方は、マンハッタンでの一日。突然目の前で起こった射殺事件を目撃してしまった二人は、大金や組織が絡んだ犯罪に巻き込まれていく。もう一方は、ブルックリンでの一日。ケイトの家族が開いたホームパーティーで、母親との確執や、亡くなった兄、ボビーとケイトが抱える秘密などが明らかになっていく。
やがて二つの物語が絡み合い、ついに重なる。そこで二人が下した決断とは――。
撮影時、主演の二人に渡された脚本には、大まかなストーリーの外枠と少しのセリフだけしか書かれていなかったそう。即興での演技により、スリリングな状況と切羽詰った男女の姿がよりリアルに映し出されています。
運命の分かれ道の瞬間は誰にだってあるはず。だけど、現実ではたった一つの道しか進めない。あなたには、恋人との運命をコイン一枚に託す勇気はありますか?
運命をともにしたい人と一緒に観てください。彼との未来が開けるかも。
8月4日(土)よりシアターN渋谷にてロードショー
製作・監督・脚本:スコット・マクギー、デビッド・シーゲル
キャスト:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、リン・コリンズ、アサンプタ・セルナ、オリビア・サールビー
配給:アットエンタテインメント
原題:Uncertainty/2009年/アメリカ映画/101分
URL:映画『ハーフ・デイズ』公式サイト
Text/Michihiro Takeuchi