「まだまだ自分はイケる」と思っている

もう1人のヤリチンにも話を聞いてみました。

ヤリチン2の証言

・まだチャレンジしたことないプレイをしてみたいけど、でもそういうのって彼女には言いにくい。
・自分のセックスが他の女性にも通用するのか知りたいし、落とすまでの過程も楽しいし、単なる好奇心で遊んでた。でも、だんだん性欲も落ちてきたし、そろそろ落ち着こうと思う。

ヤリチンの「そろそろ落ち着こう」ほど信用できない言葉はないのですが(笑)。

この方も本命には自分の性癖をぶちまけることができないタイプでした。
普通に彼女に「これしたい」って言えよ! と思うのですが、浮気をする男性はなぜか彼女には照れやさんという性質があるよう。
若い頃にモテなかった人にありがちなんですが、「まだまだ自分はイケるんじゃないか?」と思っている人も長期的に浮気しがちです。

浮気をする人は「多面性」を持ちたがる?

先ほどの2人の男性は「本命と浮気相手は役割が違う」と語っていましたが、私の解釈としては「いろんな顔を持つ、多面的な自分でありたい」という願望も含まれているのではないかと思いました。

『ジキル博士とハイド氏』のように、理性的な自分と本能的な自分、どちらも併せ持ちたいのかもしれません。

たとえば妻とはハメ撮りをしないけど、不倫相手とはハメ撮りをするパターン。ハメ撮りって流出リスクやバレたときの訴訟リスクもあるので、どう考えても破壊的行動ですよね。
でも、誠実な自分でもありたいし、破壊的な要素を持った自分でもありたいから、そういうことをするんじゃないかなと。

本命で満たされる欲望と、浮気で満たされる欲望は違う

本命とうまくいっているときに浮気をする理由が「両極端な欲望を満たすため」だとしたら、「セフレと本命は役割が違うんだよ」という浮気男たちの言い分も納得できます。

この心理を考慮すると、浮気相手の女性が本命昇格や略奪を目指すことがいかにコスパが悪い無理ゲーか、ということがわかりますね。

「それでも彼の本命になりたいんです!」と思う女性もいるかもしれませんが、一度立ち止まって考えてください。

そいつ、吉沢亮なの?
クリスティアーノ・ロナウドなの?
そうじゃないでしょ?

そんな男のために頑張るの、なんだかもったいなくないですか?