結婚を前提とした彼氏を見つけたい婚活女子からは、「なかなか好きな人ができないんです」といった悩みの声を聞くことがあります。
学生時代はドキドキするような恋ができたのに、社会人になってからはときめくような人が見つからず、それに悩む人も多いみたいですね。
ドキドキするような恋はたしかにスリリングで楽しいものですが、パートナーシップを築く上ではそこまで必要ではないと私は考えます。その理由について今回はお話をしていきたいと思います。
実はときめきはそこまで必要ない
私たち女子は、子供の頃から少女漫画やテレビドラマで「ときめくような恋は良いもの」という刷り込みを受けています。
年齢関係なく、女子同士で集まるといつも恋愛トークで盛り上がりますし、なんとなく「ドキドキするような恋をしている人のほうがイケてるんじゃないか」と思い込みがちです。
しかし、ここで断言しますが、結婚を前提とした恋愛にときめきはそこまで必要ありません。
脳内麻薬がドバドバ出るような、ときめくような恋は、ただの脳のバグです。「いかに相手にドキドキできるか」と「いかに相手とうまく関係を構築できるか」は関係ありません。
むしろ、ドキドキしすぎるとうまくいかないことも多いです。ドキドキできる相手は見つかったけど、自然に振る舞えなくてうまくいかなかった事例は後をたちません。
ジェットコースターのような恋愛を単発的にしたいのであれば、「ときめき」を基準にした恋でも良いと思うんですが、長期的に良い関係を築ける相手を探したい場合は、必ずしもときめきは必要ないのです。
「生活の相性が合う人」を探そう
では、どのような基準で相手を探せば良いのか? という話ですが「生理的にOKな相手でかつ、生活の相性が合う人」が良いと思います。
キスやセックスをしたいと思えないぐらいに生理的にNGだったら、子孫を残せませんからね……。
生活の相性が合うかどうかのポイントはこちら。
・話していて楽しい
・言いにくいことも言い合える
・長時間一緒にいても苦にならない
・食の好みが合う
・家事の手抜き度合いの許容範囲が近い
・お互いの趣味や交友関係を尊重できる
・お互いのキャリアに良い影響を与えることができる
最後の「お互いのキャリアの相互作用」ですが、これはどちらかが専業主婦(主夫)になる場合にも必要で、家庭と仕事の連携がうまくいくかどうかが非常に重要になっていきます。
市川海老蔵が、女優人生に命をかける米倉涼子ではなく、梨園の妻としてひっそりと支えてくれる小林麻央を選んだのも、生活とキャリアの相性が合うからだと思います。
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