恋愛スイッチを強制的に入れるには

スイッチの切り替えが勝手に起きるなら、それをオンにするだけでいい。
とはいえ、ちょうどいい相手はいないし、そういう気分になる方法ってあるものなのでしょうか。

実は、あります!
やり方は意外と簡単で、「嫌悪感を抱かない異性と楽しく触れ合う」だけでいいのです。
触れ合うとは、セックスやキスをしろという訳ではありません。手をつないだりハグしたり、腕に触れたりするだけでいいんです。

そもそも人間は、嫌悪感を抱かない相手とのふれあうことで『オキシトシン』という幸せを感じるホルモンが出るといわれています。つまり触れているだけで、恋愛をしているときの幸せ感を、擬似的に体験することができるのです。

「でも異性と自然に触れ合う機会ってない!」
そう思う人にオススメしたいのが、サルサです。

サルサはラテン系の音楽に合わせたペアダンスです。飲みながら踊れたり、曲ごとにペアを変えたりと、初心者でもラフに楽しむことができます。
ちなみに社交ダンスも試してみたのですが、明るいお教室でカッチリ型に従って踊る社交ダンスは、楽しむというより練習の色が強かったので、ときめきという点ではイマイチです。

サルサは都内であればダンスホールもありますし、営業時間前にダンスレッスンをおこなっているところもありますので、恋愛気分を思い出したいという方は、チャレンジしてみる価値はあるとおもいます。

恋は落ちるものと言うように、気持ちが高ぶり、気持ちにひっぱられてするものだと私たちは思っています。
でも、セックスすると相手のことが好きになることがあるように、人間は思っている以上に行動に引っ張られて恋をすることはよくあります。
傷つく恋愛をたくさんしろなんて思いませんが、めっきり遠ざかるよりかは、ちょっと傷つく恋愛でもした方が人生は面白くなったりします。

とはいえそんなスタートラインからも遠ざかっている人は、まずはドキドキする触れ合いを取り込んで生活してみると、世界が違って見えるかもしれません。

Text/おおしまりえ

初出:2018.11.28