自分で彼を王子様に育ててしまえばいい

運良く野生の王子様をゲットできたら良いのですが、なかなかそううまくいかないですよね。最初は王子様みたい! と感じても、付き合っていくうちに「そうでもないぞ?」と感じたり。付き合う前は頻繁に褒めてくれたけど、付き合った後は釣った魚に餌をやらない、まったく褒めてくれないタイプだとわかったり。

それでも彼のことが好きなら、自分好みに育ててみればいいのです。野生の王子様じゃないなら、養殖の王子様にしてしまいましょう!

小中高の頃を思い出してみるとわかると思いますが、もともと男子って、だいたいバカです。廊下で走り回っていたり、ずっとゲームをしていたり、男子同士でギャーギャー騒いだり。
そもそも日本人はイギリス人のように幼少期からジェントルマンシップを学ぶ機会はありませんし、女性と恋人関係になるための訓練を一切受けていません。
だから、ジェントルマンだと思う日本人男性は、上品なお父様・お母様に育てられたか、歴代の彼女に育てられているか、モテについて独学でかなり学んだかのどちらかです。

「元バカ男子」でも、女性との関わりの中で「イイ男」に育ちます。きちんと教育すれば、めきめきと王子としての頭角を現すのです。

姫になる前に自分が王子になれ!

パートナーを王子として教育する具体的な方法としては、「まず自分が王子になること」が重要です。王子であることの良さを叩き込むために、まず自分でお手本を見せましょう。

・ されたら嬉しいことを伝える
・ 嬉しいことをされたら思い切り喜ぶ
・ 美味しいお店を自分がチョイスして連れていく
・ 粋な手土産を持参する
・ 彼が絶対喜ぶデートプランを考える
・ 泊まってみたいホテルを女性から提案する
・ セックス以外でもたくさん触れ合うスキンシップをする

例えば、最近あまり褒めてくれないな…という不満があったら、「もっと褒めてくれたら嬉しいし、もっとがんばりたくなる」とあらかじめ伝えておくと、もっと褒めてくれるようになります。そして、自分がしてほしいことを彼がちゃんと実行してくれたら思い切り喜びましょう。

また、サイゼや鳥貴族などのチェーン店しか連れていってくれない彼は、あなたのことを安く見積もっているのではなく、食べログ3.5以上の個人店の良さを知らないだけかもしれません。ならば、「世の中にはこんなに美味しいお店があるんだよ!」ということを教えてあげましょう。
一度、本当に美味しいイタリアンを味わうと「サイゼと全然違う!」となりますし、「次は違うお店にも行ってみようか」「今度は俺がお店を探してみるよ」となります。

「お店を予約してくれない彼」だったなら、女性の方からお店を予約して「やっぱり、予約しとくとスムーズに入れていいね!」と、メリットを見せればいいのです。

「尽くしすぎ」「媚びすぎ」と感じる方もいると思いますが、一方的な愛の押し付けとも、甘やかしとも違います。相手がどうしたら喜んでくれるのかを考えることは「与える」という行為なので、そのメリットを男性に叩き込んでおきましょう。