見頃のピーク!六義園の『しだれ桜と大名庭園のライトアップ』

六義園 桜 画像

 各地で開花の最早記録を更新している今年の桜。
東京でも3月16日には開花が発表され、週末には早くも見ごろのピークを迎えてしまいそうです。

 夜桜の名所といえば千鳥ヶ淵や椿山荘が有名ですが、もうひとつ穴場のライトアップが見られるのが、六義園の『しだれ桜と大名庭園のライトアップ』です。

 江戸時代に、五代将軍徳川綱吉の寵臣・柳沢吉保によって造られたこの庭園は、国指定の特別名勝にもなっている回遊式築山泉水庭園。
万葉集や古今和歌集に詠まれた紀州(和歌山県)の景勝地「和歌の浦」の景色をはじめ、その周辺の景勝地や中国の故事にちなんだ世界観が表現されています。

 そんな六義園のシンボルともいえるのが、高さ約15m、幅は約20mにも及ぶ名物のしだれ桜。
そのたたずまいは春の風物詩として、たくさんの人々の目を楽しませています。

六義園 桜 画像

 春の陽光に照らされた昼の姿も素敵ですが、夜空に浮かび上がるライトアップされた姿もまた格別。
期間中は開園時間を21時まで延長し、22日からは園内のさくら茶屋で軽飲食やお土産を、抹茶茶屋では抹茶と和菓子セットを味わうこともできます。

 しだれ桜はすでに見頃を迎えており、4月にはもうピークを過ぎてしまうはず。
開花状況は専用ダイヤル(03-3941-6277)で案内してくれるほか、Twitterアカウント(@ParksTeien)でも随時報告しているので、見頃を逃さないように!

企画名:『しだれ桜と大名庭園のライトアップ』
場所:六義園(文京区本駒込6-16-3)
期間:2013年3月20日(水)~4月7日(日)
開園時間:9:00~21:00(最終入園は20:30まで)
     ※ライトアップは日没(17:30)~21:00
※期間中は、駒込駅から徒歩2分の染井門を開門します ※16:30以降、安全確保のため立ち入りを制限する区域があります 入園料:一般300円 65歳以上150円 ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料 問合せ先:03-3941-6277(しだれ桜開花状況案内電話) 03-3941-2222(六義園サービスセンター) URL:https://www.tokyo-park.or.jp/search/dyn/announce_detail.php?eid=1782

Text/福田フクスケ