好きな具材をたっぷりと!
恵方巻っていつから節分の定番になったのでしょう?
気がつけばコンビニでもスーパーでもデパートでさえも「恵方巻 予約受付中」の張り紙が。「有名料理人監修」とか「北海道産うに&タラバガニ使用」とか、その商戦はちょっとインフレ気味。
しかし寿命が短いのが風物詩の悲しき運命…。まだ私がヒモになる前、仕事帰りにスーパーに寄ると、そこには半額シールが張られた恵方巻の山が。「あぁ今日節分だったんだ」という驚きと半額シールにつられて2本も買って、彼女に怒られたのは遠い日の思い出です。
太巻きを家で作ろうと思う方は少ないかもしれませんが、シンプルな具を選べば、実はとても簡単に作れるんです。
今回は節分にぴったりな簡単で、間違いなくおいしい太巻きレシピをご紹介します。
まぐろたっぷり!自分だけの「ねぎトロ巻き」
断面からのぞく鮮やかなピンクと緑。お寿司屋さんで色々とつまんだあと、ついつい頼んでしまうのが「ねぎトロ巻き」。
大トロや中トロ、赤身がゴロゴロ入ったものから、なめらかになるまでしっかりと叩かれたものまで、そのバリエーションは多種多様。
ただ、お店ごとの趣向を凝らした「ねぎトロ」もおいしいけれど、これでもか!ってくらいトロが詰まった「ねぎトロ」が食べたいときもあります。そんなときはいそいそとまぐろを買い込み、家で巻き巻き。
贅沢に中トロだけで巻いちゃおうか、それとも赤身も混ぜてみようか、ねぎは細葱? それとも長ねぎ? 手作りだから自由自在、全部自分好みに作れます。
「ねぎトロ巻き」の作り方
【材料】太巻き2本分
・まぐろの中トロ(切り落としやブツ切りがおすすめ) 1パック
・ねぎ(細ねぎでも長ねぎでもお好みで) 1袋
・海苔 2枚
・わさび(お好みで) 適量
・炊きたてご飯 1合
●お酢 15cc
●砂糖 10g
●塩 5g
1.●印の調味料はすべて合わせてよく混ぜておき、炊きたてのご飯に加え、しゃもじで切るように混ぜながら粗熱を取ります。これで酢飯の出来上がり。
【ポイント①】
おいしい酢飯を作るポイントは、炊きたての熱いお米にお酢を吸わせること。そして、熱い状態から冷ましながら混ぜること。うちわなどで風を送りながら混ぜると、お米に味がよく馴染みます。
2.まぐろは包丁で粗く刻み、ねぎは小口切りにします。
3.ラップの上に海苔、酢飯、まぐろ、ねぎの順にのせ、まぐろとねぎを芯にして巻いていきます。
【ポイント②】
まぐろを並べる位置は、海苔のいちばん手前から巻き取るために少し余裕をもって、中心寄りに並べると巻きやすいです。巻くときは急がず、ゆっくりと締めながら巻くときれいに巻けます。
4.切り分けるときは、できるだけよく切れる包丁を水で少し濡らしてから切ると、断面がきれいに切れます。
ねぎをたくあんに変えれば「トロたく巻き」、サーモンとアボカドに変えれば「カリフォルニアロール」が作れます。
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