ツーブロックに“みみっちさ”を覚えてしまう
Timo Kohlenberg
舘そらみといいます。そらみさん、と呼ばれがちです。
どんな男にも萌えるような人間で居たいと思うのに、萌えられない人たちが居る。
それは、ツーブロック…。
何を、そんな、たった一つの髪型で論じようとしているんだ、と。
私だって、昨日までは好きだったツーブロック。
どちらかというとファーストインプレッション良いし、「あ、かっこいいかも」と思える人たちも多い。
その大人な余裕な感じも、好印象。だった…。
でも、ツーブロックに関して生まれて初めて真剣に考えてみた結果、考えが変わってしまった。なんか私、ツーブロックの人から、みみっちさを感じてしまうの!
だって、ツーブロックは、すごく便利だ。
ある程度の「こだわり」「オシャレ」の印象は担保されるし、さらに言うと、仕事ができそうだったり、勇気や決断力がありそうだったり。
あの髪型にするだけで、セルフプロデュースがはかどるはかどる。
だからこそ、なんだかみみっちいのだ。
おそらく、彼らはツーブロックのファッション性に惹かれてしてるんじゃないと思うの。
その効能に惹かれて、作為的にしてるんだと思うの。
どうにもこうにも「ツーブロックしとけばアンパイやろ」を感じてしまうのだ。思い切りが良くない。100点に向けて努力はしないけど60点は取っとくわ、を感じてしまう。
これがもし、七三だったら何も言わんのです。
でも、ツーブロックって、思い切りの良さを演じてるじゃん、ちょっとアウトローっぽく演じてるじゃん。だからこそ、余計に、それの見せかけ感が気になってしまう。その「風(ふう)」が気になってしまう。セクシーじゃない!
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