ユリ風呂って普通だよね!?

それはバスタイムのくつろぎ方について話していたときのこと。
「えっ、みんなのお風呂は透明なの!?」
と、アヤさんの驚いた声で会話は一時停止しました。
透明じゃない風呂ってバスロマンの話? 素でボケた私の上を通り過ぎるように、トドメの声が。
「みんな毎日ユリのお花を浮かべて、お風呂に入ったりするよね?」

しません。

あ、清楚でおハイソなAMの読者さんがもしバラのお花を浮かべるのが普通のソサエティで育っていたらごめんあそばせ~? しません。

詳しく話を聞くと、アヤさんのおうちでは毎日お手伝いさんが生花を買ってきてお風呂に浮かべてくれるのだそうです。庶民の私は「それってどうやって後片付けするの?」と質問してしまいましたが「お手伝いさんがするから知らない」とさらに心をえぐられる回答が待っていました。

私は知ってしまったのです。この世には美しく、賢く、お金持ちの子がいることを。神は言われた、「光あれ」。こうしてキラキラ女子との友情は始まりました。

一流男子に好かれる秘訣

時折「うっかり漏れてしまう」セレブな面を除けば、アヤさんは普通の女子でした。が、不思議なことにアヤさんの彼氏になる相手は超一流の男性ばかりなのが気になりました。例を挙げると、国立大医学部生に、ベンチャー企業のCEO。まさにアヤさんは恋愛強者。男性はどこからかアヤさんが一流であることを見抜いているのです。

数年たってから「なんでアヤちゃんの周りは素敵な男性ばかりなんだと思う?」と質問してみると「全然、私の周りの男子なんて普通だよ」と謙遜しながらも教えてくれました。

「一流の男の人は『私は一流』って思ってる女子が好きなんだよ」
「それって、本当は女子が一流じゃなくてもってこと?」
「アンナちゃんはブランド物を買うとき、素材の原価って考える? 『本当の価値』なんてわからないまま高いから価値があると思って買うよね?」
その通りだ。
女の子はブランド物と同じ。『本当の価値』なんて、自分自身にだってわかりません。なら、一流の女子ってどうやったら判断してもらえるでしょう。『私は一流ですよ』と値段を吊り上げるのが、一番なのです。

自分が一流だと名乗ることが、一流の女性の第一歩。キラキラ女子が輝くのには理由があると悟った日でした。そして、それ以降も私は数多のキラキラ女子に「一流の女子になる道」を教えてもらうことになるのでした。

☆個人情報保護のため、一部内容を編集しています。予めご了承ください。
☆次回は名家のキラキラお嬢様に教わる「ふさわしくない男の切り方」です!

Text/トイアンナ

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