好きな音楽から推し量れる知的レベル
音楽と数学は、似ていると言われますが、メロディーは音楽記号の連鎖で、そこには法則性やパターンがあり、
その展開の仕方を理解するには数学的な情報処理能力が関わっていると私は考えます。
また、歌詞はダイレクトに国語力と直結します。
歌詞の言語表現を心地よく思うかどうかで、その人の国語力が間接的にわかるのです。
例えば私の分析によると、歌謡曲やアイドルを好きな人は意外と賢い人が多いです。
アイドルなんて、一見すると稚拙な表現者と思われますが、
歌謡曲やアイドルの歌は専門の作詞家と作曲家が練りに練って作った確信犯的作品で、よく出来たものが多いのです。
軽薄に思えるジャニーズ事務所さんの曲なんかは秀逸な曲が多いのです。本当に立派。賢い女の子が夢中になるのもよくわかります。
自分の物差しをつくっていく
好きなアーティストに基づく偏差値というのを私は勝手につけていて、常に検証しながら更新しています。こういう自分の物差しを作って人を分析すると、とても楽しいです。
もちろんそれが最初から当たらなくてもいいんです。
新しいケースを知って、またそのデータベースを更新していく。
その精度が上がればとても面白い物差しができます。
自分で考えて、検証して、人を見る目を養っていく。
これは実生活にも役立ってきます。
実生活にはパパラッチも週刊誌の記者もいないので、エチケットを守りながら自分の目でしっかりと人を見極めなければなりません。
その中から良縁を見つけたり、悪縁を切ったりしないといけないのです。
安易にプライベートをあばいたり、ぶっちゃけさせたりしないで、すでにある情報から自分の頭で考える。
それは自分の観察力や想像力を養う絶好の機会です。
よく見る癖をつけましょう。
原因も結果もそこには形になって現れているのです。
ふふふ。
Text/肉乃小路ニクヨ
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