異質なものの受け入れ方
日本人は異質なものを見た時、排除する傾向が強いようです。
みんな同じでみんな平等という精神が強く根付いているからでしょうか。
でも、私は思うのです。
異質だと決め付けるのではなく
いったん新しいというカテゴリーに入れるのはどうでしょうと。
そして、よく観察した上で
取り入れても良いことなら取り入れる。
慎重な日本人もそういう風にして西洋の文化を
取り入れてきたではありませんか。
同じことを自分でも行うのです。
あらゆる異質なことを一旦新しいという切り口で仕分ける。
そうすることによって排除するのではなく、自分に取り込む心の準備ができます。
そしてそれはやがて、自分の中にある異質なものを
受け入れる時にも役立ちます。
人と違うのではなく、私は新しいのだ。
そう考えることで人生は何倍も生き易くなります。
新しいって何かわくわくする言葉ですよね。
だから私は新しいという言葉が大好きです。
Text/肉乃小路ニクヨ
初出:2015.08.04
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