mind on fire
こんにちは 如月音流です。
今日は私が過去に経営していた会社のお話。
2004年頃、いまからもう10年近く前になりますね。
取締役が全員LGBTで構成されている会社を経営していた事があります。
当時は、まだ、今のようにLGBTの認知も高くなく そもそもLGBTという言葉を知らない人も沢山居ました。まだまだ、LGBTへの偏見に満ちた時代だったと思っています。
その後「オネエ」という言葉が一般的になり、テレビ等でも沢山の「オネエ」を見かけるようになります。
ですが、オネエが一般社会に進出する事が難しく、夜の仕事をしていると一括りにされる事が普通だった時期です。
私がニューハーフだけの会社を作った理由はそういった偏見をなくす為、ニューハーフでも普通に昼間の仕事ができるんだという事を実践してみようと思ったからです。
夜の仕事をしたくてしている人ももちろん居ますが、元々、普通の会社で働いていたのにカミングアウトと同時に退職せざるを得なくなったり、技術はあるのに正社員として雇用してもらえなかったりといった、昼間の仕事をしたいにも関わらず夜働くしかない人も居るというのもまた現状でした。
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