恋愛相手に求めていたのはトキメキだった
by cottonbro
巷を賑わせている東出昌大さんと唐田えりかさんの不倫報道で改めて思ったのは、恋愛するにはいい男でも、結婚して子どもが出来て、“父親”になったときにものすごくダメな男になる人って、いるよなぁということです。
思えばわたしが独身時代、恋愛する相手に求めていたのは主にトキメキでした。だから見る度に惚れ惚れできる好きなタイプの顔の人がよかったし、待ち合わせ場所でドキッとできるオシャレな人がよかった。ワクワクするようなよい感じのお店をたくさん知っているのもポイントが高かったし、深夜に突然「会いたい」なんてサプライズな誘いも、大歓迎でした。
逆に、「●●の××が美味しいから食べにいかない?」とデートに誘ってきたくせに、その店の予約を取ってなくて結局入れないとか、出会ったときはバンドマンらしくいつも髪も服装もキメていたのに、付き合った瞬間にぶくぶく太ってコンタクトを辞めてダサい眼鏡を掛けて服装は量販店のフリースになったりとか、ものすごく疲れていて雨が降ってるのに、「歩けばいいじゃん」とケチってタクシーに乗ってくれないとか、そういうのは、トキメキを醒ます要因で、別れの序章はそういうところから始まっていったように思えます。
結婚してからもそれは変わらずで、夫はいわゆる今風のイケメンではないけれど、わたし好みの日本犬っぽい顔なので、見る度に「好きな顔~!」と萌えられるし、夜中に突如「ラーメン食べに行こうか」なんて言って、車を出してわざわざ中野から、東京の右側の下町のほうまで連れていってくれるなど、トキメキに満ちた夫婦生活を送っていたと思います。
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