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近づけば近づくほどに色褪せる君にそれでも近づいていく

佐々木あらら 初体験 処女 童貞 エロ短歌 Fey Ilyas

 バレンタインデーが終わりました。

 毎年、バレンタインデーの前後に打ち合わせや飲み会をセッティングすると、少し不安になります。

 「こいつ、チョコレートがほしくてわざとこの時期にミーティングを設定したんじゃないか」って疑われてたらどうしよう、と。

 女性の側もきっと「この時期に一緒に飲むのに何も用意してなくて『気が利かねえ奴だな』って思われたくないな」みたいに深読みして、慌てて用意してくれているに違いないのだけど。

 かといってわざわざ「いや、バレンタインデーとか関係なくてたまたまだから気にしなくていいですよ」と事前に言うのもそれはそれで「逆にそれはチョコのことを私に気づかせることで暗に『持ってこいよ』と強制しているのだろう」ととられそうで。

 あれです、あの、結婚式の二次会の「平服でお越しください」チキンレースとよく似た読み合いです。(あれ、平服で行くと結局少数派で恥をかくシステム、なんとかしてほしいよね)

 なんで人生って、どっちも負けるPK戦みたいな不毛な読み合いばかりしなきゃいけないんでしょうね。シンプルに、ただ人に会いたいだけなのに。

 とはいえ今年もそんな感じの気まずいミーティングをいくつかしてしまいました。そして、そんな感じのチョコレートをいただきました。

 なんだろう、なんかすいません。そして、どうもありがとう。

 さて、本題。

 バレンタインデーのもやもやする思い出を短歌で吐き出して成仏させるコーナー、今週でラストです。

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