自己ベストだけ尽くすのが正解

私がいま楽しくやれているのも定義に当てはめないで自己ベストだけを考えた結果。私は定義無視。だって好きなのが、私が紅一点のハーレムなんですよ。そして、そのハーレムの島を作りまくるのが好き。
それは定義に当てはめたりとか、常識で考えたりしたらあり得ないことではある。でも、やっぱりハーレム状態が私には快適だし、一番しっくり来るし、妙に満たされるし、人生もうまく回るから、みんな「美咲が好き」っていう集団を作ることを、何よりも重要視して生きてる。

どうしたらそれが出来るかというと、「これやっちゃったら、ビッチになっちゃう」っていう概念は捨てることだし「これやらなきゃ、不幸せになっちゃうんじゃないか」っていうリスクヘッジも捨てる。

リスクヘッジした結婚にもリスクはある

そもそも、リスクヘッジをして選んだ未来の先にも、リスクはけっこうあるぞっていう件。そこが信じられないなら、ちょっと中高年の主婦とか集めて、結婚が正解か聞いてみればいい。
「本当に正解だった?」っていうか、「この結婚以外の選択ってあったと思わない?」っていうのを聞けば、いま、こんなに手堅いと思っているものも、そんなに手堅いこともないってわかって、こだわらなくなれると思う。

そう、うまく振り切れないなら、同性の先輩の話をもっと聞きに行けばよくて。おばさんからおばあさんまで、とにかく聞けば聞く程、今こだわっている色んなことがどうでも良くなってくると思う。自分がこだわっているものが、死ぬ頃の気持ちには、あんまり影響してないんだなってわかるから。

次回は、手堅く思われたいのは女友達の目を気にしているから?そこら辺についてお話しします。

Text/下田美咲
構成/渋谷チカ

初出:2015.04.15