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仕事が忙しく母親も病に倒れた彼から振られました…復縁するには?/山田玲司の男子更衣室

あんにょんー!思いやりちゅせよー!
長い雨が続いてましたね。どうですか?心の雨は止みましたか?
うるおい成分足りてますか?ヒアルロン酸って何なんでしょうか?

おかげ様で僕の新作漫画「スーパーブルーハーツ」が大好評を頂いております。
この漫画は「もう死にたい」と思っている人に自殺用のカプセルは流通している世界の話です。それを使おうとする人の心の闇を照らす「心療内科版のブラックジャック」が主人公なので、憂鬱な気分の人にぜひ読んでもらいたいです。

そして、来週はいよいよこの連載「男子更衣室」の単行本「おそらく彼は「もう1度話し合おう(涙)」と来ます。でも実は「しばらくほっておいたら、どうにかなるだろ」と思っています。」

が発売になります。
こちらもボーナス・トラックページ付きで素敵な出来なのでぜひ!

なんて…ごめんな俺の話ばっかで。でもお前には聞いて欲しかったんだよマジで。
愛されるよりも、愛したいぜマ・ジ・で!

今週も行くぜー!壁どーーん!

別れを告げられた彼と復縁したい
(おちゃ・24歳・東京)

Q.
玲司さんこんにちは!ニコ生とこちらの連載をいつも楽しく拝見しています♪

現在、お付き合って半年の彼氏(31歳)がいます。彼とは今も両思いなのですが、とある事情で彼から別れを申し入れられ、悩んでいます…。

彼は今年の春から大学院に通っており、春からこの夏にかけては、2徹3徹当たり前の、多忙を極める院での課題に追われ、当初から、会う頻度は大分少なめでした。
そして、夏休みに入り、ようやくゆとりを持って会えるようになった直後、彼のお母様の病気が発覚し、看病したり、もう長くないお母様と少しでも長く一緒にいたいため、私とはまた会いにくくなるだろうと言われてしまいました。

元々かまってちゃんの私は、彼の忙しさが一段落し普通に会えるようになるこのタイミングを、今か今かと心待ちにしていたため、お母様や彼の心配より先に、自分の不毛な寂しさの方が強くなってしまいました。辛い状況にもかかわらず、彼に対して、「なんで会ってくれないの」とか、「私のことどう思ってるの?」「(かまってくれなくて)ひどいよ」などと、自分勝手な言い分を並べ、完全なめんどくさい女になってしまいました。

それを見かねた彼から、ついに別れを告げられ、一度はそれに応じました。

しかし、蘇ってくる彼の優しさに感動したり、一人で辛くはないか心配になったり、どうしても忘れることができず、「またヨリを戻したい。私が支えたい」と、心を入れ替える覚悟で、連絡をとりましたが、「経済状況も厳しく、今は普通の付き合いはできない。〇〇(私)に気持ちはあるけど、また寂しい思いをさせる。僕の事は忘れてください」という返事でした。

付き合っている期間、会えなくて辛く寂しい思いをしてきたため、またそれに耐えられる自信は正直ありません。彼のことは間違いなく好きですが、私自身が幸せになれるかといったらそれも自信ありません。ですが、彼が私と付き合うことで辛さを少しでも和らげられるなら、それでいいとも思っています。私をどんどん利用してくださいと。

素直に別れを承諾するか、頑張ってヨリを戻す努力をするか、どちらが正しい選択か、自分でも全く判断できず、玲司さんに相談させていただきました!どうかよろしくお願いしますっ!!

山田玲司 恋愛相談 男の本音 山田玲司

A.
うーん。つらい秋が来ちゃいましたね。
彼との「暖かな思い出」が繰り返す波のように心をかき乱してしまう秋ですね。
悲しみが止まらないですね。アイ・キャント・ストップ!ザ。ロンリネス!ですね。
何言ってんのかわからない?ですね。最近多いよね。昭和歌謡。秋だからかね。

それはともかく、問題は「別れを承諾するか」の件です。
パートナーに別れを切りだされた時に、言われた方は「わかったよ、別れてあげる」か「嫌よ、ぜったいに別れない!」みたいに、自分にその権限があるように思いがちですよね。
昔の僕もそうでした。「あれだけの時間を過ごしたんだから勝手にきめるなんてあり得ない」なんて。
でもね。「別れて欲しい」って言われた段階でもう「その権利」はないんですよね。

「そんなことない」って?うん。その気持ちもわかります。
なので、いつもの様に男女の立場を入れ替えて考えてみましょうかね。

貴方には彼がいます。初めは大好きだった彼も付き合っているうちに「なんか違うかも」と思い始めたとします。楽しくない時間(ケンカとか)も多くなって「束縛がきつくて嫌だなあ」とか「この人ホント面倒くさい」とか思い始めて、彼に「別れたい」と言ったとします。
この時彼が「そんなの俺は認めない」とか「ぜったいに別れない」とか言ってきたらどう思いますか?

そうなんです。「別れて欲しい」と言われた時、言われた相手に選択権はないんです。
その時にはすでに相手への気持ちは冷めて、恋は終わっているのです。
「お互いに好きだった時期」があった、という理由も「ずっと好き」と言ってくれた、という思い出にも、変わっていく2人をつなぎ留めておく力はありません。
「結婚」が「苦しみ」に変わるのはそのせいです。どちらかが相手の手を離してしまったら、それは「終わり」なのです。

彼の話に戻すと「大学院が忙しい」とか「親の介護」っていうのは、(嘘ではないと思うけど)本当の別れの理由ではありません。
貴方を悲しませない「言い方」をしているだけです。つまり優しい人なんです。
まず認めなければいけないのは「彼の気持ちは冷めてしまった」という事実です。
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