こんばんにゃんぎらす。
それでも愛なしでは生きられない山田玲司です。
相談のメール以外にも応援のメールまで頂いて嬉しいです。少しも寒くないわ、です。
とはいうもののこの季節になるとやっぱりクリスマスがうるさいですよね。前にも書いたけど、クリスマスって「暴力」ですよね。「幸せファシズム」ですよね。
特に僕が20代だったバブル期はその雰囲気は猛烈で、「クリスマスに恋人がいないような人間は生きる資格のないゴミです」みたいな空気が国中を支配していた「恐怖の時代」でした。
なので、恋人のいない人は発情期の猿みたいに相手を求めて合コンやら、バカみたいなパーティーを駆けずり回って、それでも相手ができないと「この世の終わり」みたいな気分になって、「恋人がいなくても私には価値がある」というテーマの論文を、頼まれてもいないのに寒い部屋で(脳内で)書いていたものです(「明石家サンタ」とか見ながら)。
その頃の僕はと言えば、彼女を会社の上司に寝取られ、さえない童貞男連合と(なぜか)自由が丘の駅前の吉野家で泣きながらクリスマスイブをすごしたりしてました。
思い出しても死にたいですね。
彼女の存在が「酸素」みたいに、「なくてはならないものに」なっていたのにね。
僕のあげた指輪をしたまま抱かれてくるなんてね。牛丼つゆだく。涙もつゆだく。
なんてクリスマスもありましたよね。
そんな人生の惨劇を平気で笑い話にできるなんて「時の流れは心の薬」ですよね。
え? 何? そういうのは瀬戸内寂聴さんに聞くからいい?
私は今、辛いんだから、あんたのバブル日本昔話とかいらない?
ですよね。今週も張り切っていくにゃー。
それにしても「にゃんぎらす」の曲って思い出せない…
「にゃんぎらす」知らない? あはは。お嬢さん、これ40代の男を落とすときに使えますよ。
「にゃんぎらすって何ですか?」って聞いてみて下さい。まんまと盛り上がって高校時代の話とか語りだしますよ。あはは。
思わせぶりなS系の彼の心理が知りたい
【相談】こんにちは。かれこれ4年以上前に知り合って、何度か大勢で飲んだり、数回2人でもデートしたことがある男性(32歳)ついてです。今までも散々思わせぶり? な態度をとってくる人なんです。
例えば、みんなで飲んでる時(彼の家で)に冗談で「俺たち3ヶ月前から付き合ってるから」とか「◯◯(私のこと)ほんといいにおいする」とか、みんなで海に行けば、ふざけて後ろから抱きついてくるし。でも全く付き合おうなどの意思表示はないです。何度か2人でデートしても、進展は特にありません。
去年のクリスマスは彼から「クリスマスあけて」と言われて、たまたま休みだったので、デートしました。ご飯の後は手をつないで(←私から)イルミネーション見て、私が寒いと言ったら彼のしてたマフラー巻いてくれました。これ脈ありと思っていいんですよね?! でも全く告白とかされないんですw
そのすぐ後に私は彼氏ができたので、しばらく連絡とってなかったのですが、彼と別れてしまい、また最近デートしたりしています。今年のクリスマスもあけてね、とかふざけて言われてます。何がしたいんですかね? 遊びたいだけなんでしょうか? ちなみに彼は私と出会った4年前から彼女はいないと思われます。彼の本心を知るにはどうしたらいいでしょうか? 教えてください!(エミ・31歳・東京都)
※一部省略させていただきました。
A.うーん………
僕はこの相談者のエミさんの好きな彼に会ったわけではないんですけど……
この男はちょっと怪しいですねー。
彼に4年間彼女がいないのは、あるかもしれませんけど、ちゃんと付き合ってないだけで、おそらく手を出している女はかなりの数いますね。
ノリでワンチャンも狙うタイプの「ワンちゃん君」の匂いもします。あはは。
その上たいした中身のある男ではないでしょう。あはは。なんかごめんね。
「そんなの勝手に決めんなー! 何も知らないくせにー! バカー!」って思いますよね。
知らないんですけど、僕は男なので、男が女を惹きつけるためにどういう態度(作戦)に出るのか? その時何を考えているのか? みたいなことはよくわかります。
なので、この「Sっぽい彼」という人間が本当はどんなタイプでどういう考えをしているかも、透け透けなのです。よくいるタイプなのです(作戦もよくあるヤツです)。
「そういうことを女に言うんじゃねえよ、クソ漫画家」とか男どもに言われるかもしれないけど、僕はこの手の男の中にいる「クソみたいな女のあつかいをする男」が大嫌いなので言ってしまいますね。あはは。(笑いすぎ)
ピュア女子が絶対に関わらないほうがいい男とは?
始めに言っておくと「つきあわないほうがいい男」は(本当は)ほとんどいません。
「どんな経験も人生の宝物」って意味ではそうなんです。
もし後悔するような「クズ男」に引っかかって泣いたとしても、その経験が女を強くするし、大きな「学び」になるのでどんな恋愛も貴重な経験で、無駄ではないのです…………が!
「経験が乏しくて男の心が読めないベビーチワワちゃん」や「私だけを愛して欲しいとか思って、彼を信じてしまうピュアーチワワちゃん」にはお勧めできないタイプの男ってのがいます。
言いにくいのですが、それは、みんな大好き「オラオラ系」の男です。
自信たっぷりでマウントを取り、壁ドンかますS男です。
こうタイプを好む女性が多いので、ホストにはこういうタイプが沢山いますし、アイドルの中にもアニメキャラにも多くのS男が存在してますよね。
それはともかく、現実にいるこの手の男の多くは、かなり「たちの悪い連中」なのです。
人は自分にないものを求めてしまう生き物なので、自分に自信がない女の子はどうしても「自信のある男」に魅かれてしまいます。
確かに自信のある男は、余裕も頼りがいもあって魅力的でしょう。とにかく自信があると「できる男感」があるので将来性も感じると思います。
問題はその自信が本物かどうか? ということなのです。
実際のところ「本当に自信のある男」は(ほとんどが)オラオラ系にはなりません。
「好きって言いなよ」とも言いません。壁ドンしません。
本当に自分に自信がある男は「俺ってすごいんだぜ」という類の自己アピールをする必要がないのです。本当に中身と実力があれば結果が付いてくるので、アピールしなくても周りが認めてくれるので偉ぶる必要がないのです。
つまり中身がない男ほど「Sぶる」「マウント取る」「オラオラする」わけです。
男の世界も序列があって、子供の頃から狭い世界で、誰が1番イケてるか? だの、強いか? だの階級を決める戦いをしてます。
その中では「俺をなめんな」とイキがっていないと階級が下がるので、階級を競う男子ほど「オラオラ」やって自分を誇示します。
本当は「やべえ、ここでビビッてると俺ナメられる」とビクビクしてるのが「オラオラ系」の正体です。
この中で1部の人間は「こんな小さい世界での順位なんか意味ないな」と気づく人もいるのですが、この手の男の多くは狭い地元世界で「猿山」の順位争いに人生を賭けていきます。
つまり「小心者で世界の狭いつまらない男」がほとんどなのです。
そんな男でも、自分に自信のない女の子には「余裕のあるみんなが認める素敵な人」と見えてしまうので、厄介なことになるわけです。
なぜそういう男と関わらない方がいいか? といえば、答えは簡単です。女に対して「愛がない」からです。
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