女子旅のカリスマ・南まい、犯罪ジャーナリスト・丸山ゴンザレス、官能小説家・大泉りかが行った放送禁止用語連発のトークイベント『ぶっちゃけトラベルワイドショーVOL.1』のご報告ルポを特別公開!
世界を放浪した女子旅のカリスマであり、女優・タレント・旅行アドバイザーなどマルチな活動を続ける南まいさんと、芸能人のスキャンダル狙いの記者としての経験もある犯罪ジャーナリストの丸山ゴンザレス氏。
このふたりのトークイベント『ぶっちゃけトラベルワイドショーVOL.1』 (2014年6月4日、高円寺のpunditで開催)。
そのトークゲストを私、大泉が勤めさせていただきました。
そのご報告ルポです。
女子旅のカリスマ、犯罪ジャーナリスト、満里奈リスペクト!?
それぞれの旅スタイル
丸山ゴンザレスさん(以下、丸山):まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。
南まいさん(以下、南):私は、510日間かけて世界一周をひとりで回って、その後、NHKのレポーター番組で、3ヶ月間かけてもう一周したんです。
それで、旅行記を書かせていただいたりとか……まぁ6割くらいが、世界でセクハラにあったっていう残念な本なんですけど。
あと最近はツアコンをやっているので、今は生活の3分の2は海外にいます。
ちょうど2日前にオーストラリアから帰ってきたところで、明後日にはドバイに出発します。
丸山:僕は犯罪ジャーナリストという肩書ですが、一応デビューは旅行記でしたので旅行作家という肩書もついています。
大泉りか(以下、大泉):私は、そういう旅モノとかは、全然書いたことがないですね。
あと、皆さんはバックパッカーとか、陸路でどっか越えたとかすごい強豪で、ハードな話ばかりされると思うんですけど、私は完全にOL旅行的な旅がメインです。
むしろ満里奈リスペクトみたいな感じで。
丸山:満里奈リスペクトって!だいぶ古いですよ(笑)。
大泉:すみません(笑)。
昔はバックパック背負ってヨーロッパを回ったりしたこともあったんですけど、ある時から友達と行ったほうが楽しいなって思って。
今は旅行といえば、女友達とのハングオーバー旅行がメインです。
丸山:ちょっと前もマレーシアに行かれていて、やってしまってましたよね……。
大泉:そう。うっかり飛行機乗り遅れて、急遽、もう一泊(笑)。LCCは油断なりません。
丸山:そういう、おっちょこちょいなところもある大泉さんをゲストに迎えて、色々旅行についてトークしていきたいなと思います。
モロッコで体験したベルベルマッサージ
丸山:まずは南さん、今まで旅をしてきた中で、思い出深いエピソードをお願いします。
南:はい。モロッコに旅行した時のことなんですが、その時が初めてのイスラム圏だったんです。
実は基本的にイスラム圏ってセクハラがすごく多いんですが、私はそのことに気づいてなかったんですよ、まだウブだったので(笑)。
それで、サハラ砂漠にたどり着いたときに人生最大にお腹を下していて、お腹にカエルを飼っているぐらいゲロゲロしていたんです。
大泉:旅先でお腹壊すと、本当にツライですよね。
南:そう。それで、やっとのことで、砂漠の住民のベルベル人がやっている300円の宿にたどり着いたんですが、お腹が痛すぎて、ずっと寝込んでいたんです。
そうしたら、3日目ぐらいに宿のベルベル人に「マイがこんなにも痛そうにしているが可哀想でしょうがない。ベルベルマッサージって知っているか? 君を楽にしてあげたい」って言われて。
大泉:ああ、もう、イヤな予感しかしない(笑)。
南:「ベルベルマッサージは何千年の歴史があって、胃にすごく効くからやってあげるよ」というので、藁をもすがる思いでお願いしたんですね。
そうしたら、「よし砂漠に行こう、夜に行ったら涼しいし、星もいっぱい見えるし気持ちいいだろう」って。
言われるがまま、砂漠に行ったら、横になるように言われて、マッサージが始まったんです。