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おしゃれなパーティーはまず自己紹介でつまずくあなたへ/雨宮まみ×トミヤマユキコ特別対談(2)

 雨宮まみさんの新刊『女の子よ銃を取れ』(平凡社)発売を記念して、プライベートでも雨宮さんと仲良しなトミヤマユキコさんとの対談企画を公開します。
お二人に、美やファッション、年齢についてなど、女子がぶつかる外見の悩みとの付き合い方についてお伺いしました。
ぜひこちらを読んで、少しずつ悩みをつぶしていってくださいね!

第一回はこちら→こじらせ着ぐるみを脱ぎ捨てて…/雨宮まみ×トミヤマユキコ特別対談(1)

B系に憧れておへそにピアスを開けていた時代 なりたい自分を象徴する服

『女の子よ銃を取れ』の中で雨宮さんが昔はセクシーな服を着ていたというのが印象的で。
その時はどんなイメージを自分に持っていたのでしょうか?

雨宮:実は私もギャル服が好きな人と付き合っていた時期があって、その影響もあったんですけど、それ以前に自分がB系に憧れてた時期があったんですよ。
B系の服は、基本的に露出度が高いんですよね。肩もヘソも出すみたいな。そういうのを恰好いいと思ってて。ビヨンセとかに憧れてライブも行ってたし、遅ればせながらアラサーでおへそにピアス開けたりして(笑)。

トミヤマ:強くてかっこいい女ですね。

雨宮:そうなんです。セクシーな人になりたかったし、セクシーな方がモテるって思ったの。
あとで、それは大きな誤解だって知るんですけど。
なりたい自分を象徴する服っていうのを買うことによって、それを自分に取り込める気がしたんですよね。

トミヤマ:先に容れ物を用意するみたいな?

雨宮:そうそう。素敵なものを着れば、素敵な自分になれるみたいなね。

トミヤマ:中身は後追いでなんとかするというね。

雨宮:基本的に商売ってそうですよね。ブランドバッグとかだって、それを持っているあなたは素敵になれるんだから買いなさいっていう商売でしょ。
私もコーンロウとかけっこう本気でやろうかと思ってました。日サロ行こうかなとか。

トミヤマ:お互いに迷走してましたね(笑)。
たまに街中で素敵な人を見かけると、いまだに打ちのめされますけどね。
身につけるものすべてが有機的に結びついた、もはや美人とかブスとか関係ない超絶オシャレな人っているじゃないですか。
自分で好きなものを揃えられて、完璧な自分を演出できる人というか。

雨宮:
盗撮したくなりますよね(笑)。この瞬間をとどめておきたいって思うもん。
すべてがちゃんとしている感じがするんですよね。
お金の使い方とかもちゃんとしていて、嫌いなものとか無駄なものとか買わないんだろうな、部屋も、生き方も素敵なんだろうな、って。

若熟女として老後を先取りすれば怖くない

トミヤマ:羨ましいですよね。しかもこういう気持ちって一生抱き続けると思うんですよ。
年を取ったら取ったなりに、誰かのおしゃれさに打ちのめされることはあると思う。

雨宮:私は、年を取ったらおしゃれを気にしなくなる人が多いから、その頃には周りのファッションレベルがガクンと落ちて、勝てるんじゃないかって思ってます(笑)。
老人ホームでは、私はファッションリーダーになれる!って(笑)。

トミヤマ:
私にも若熟女構想というのがあるんですよ。
20代30代を若さを引き延ばすために努力しなくちゃいけない期間だと考えると辛いんで、私はもう熟女だと、熟女の世界では若いんだということにしてしまう。

雨宮:AVの「熟女」って、まさにそんな感じですからね。

トミヤマ:
そうなんですか!若熟女として、老後を先取りするといいのかなって前から思ってて。
中高年のおばちゃんたちが行く洋品店あるじゃないですか。あそこに行き始めたんですよ。
イケてる老人になりたいから。おばあちゃんになってからああいう服屋に通い始めたんじゃ遅いと思って(笑)。

雨宮:早いな!(笑)

―予習早すぎます(笑)。

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