女がかけるプレッシャーが息苦しい理由

俺自身が結婚してるわけではないので、この話題に関しては切れ味のある意見を出せるわけじゃないんだけど、ひとつ思うのは「結婚」=「人生を決めること」=「”窮屈になっていく人生”」を男は想像するんだろうな。
自分の時間と遊ぶお金が減る、転職とかも動きづらくなる、一般的には家族を養っていく必要がある、マンションの35年ローン。絶望やで。

女の子は身体と出産の兼ね合いを考えたりするから、そのあたりシビアじゃないですか。30までに子ども産みたくて、1年くらいは2人だけの結婚生活をしたくて、その前に1〜2年は付き合っておきたいから…みたいな計算をしてたりする。
だから26-7才でフリーの子は、漠然と結婚を意識するゆえの恋愛の難しさにハマってたりする。(なんだかんだで浮わついた恋愛をするんだけど)

女にとって結婚は安心感とつながってると思うんですよ。親のプレッシャーとか、仕事が出来ても結婚していない中年の女性に対する嫌な視線とか、結婚してる友だちのなかで自分だけが結婚してないって状況からの開放。これ言ったら反感を買うけど、実際のところ働かなくてすむのが嬉しいって人も一定層いるわけで。

この意識のズレはすごく根深くてやっかい。男からすると悪気はない。相手に不満を持ってるわけでもない。今すぐ結婚というリアルな実感がわかないだけ。

そこで女の子が現状を打破したくてかけるプレッシャー。さっきの”漠然とした絶望感”を男の喉元に突きつけていると思っていただきたい。
息苦しい気持ちを共感していただけますでしょうか。
そもそもグイグイ押し迫ることであんまり良い結果は聞いたことがない気がする。

ちょっと話はそれますが、この世界の定番ネタにゼクシィ・プレッシャーという代物がありますよね。友人の話ではひっそりと本棚に置かれていたそう。なんというか、その女の子の前面に押し出し切れない捻れた感情を物語っていて、もはや哀愁を感じさせる。