元々彼を引き合いに出してしまうのは仕方がない!?
J:だって、その間に入っている元彼は完全にアチャーな選択だったわけですよね?
木:そうですね…。
J:「周りからは祝福されていて結婚まで視野に入っていたのに、自分がアチャーな人を選んでしまったためにダメになった恋愛」と「付き合ってみたらアチャーだった人」と「すごく好きだが周りの人からは不安な評価をされる人」 の3人ですよね?
木:はい…。
J:教訓めいた寓話のようですね。
イソップ童話かよって話ですよ。
「自分の浮ついた気持ちを優先したために理想的だったものが壊れ、そのあとの選択はうまくいかず、改心して選んだものには、過去の理想的な展開とは異なる展開が待っていた!」という話を、木村さんは過剰に教訓的にとらえているのではないでしょうか。
木:なるほど…。
J:よくばったら池に骨落とした犬、とかさ。
あの童話と流れは違うけど、「欲を出すと、手にしていた大事なものを手放すことになった」というような教訓を勝手に感じているのではないかと思いました。
木:そうですね。
でも、今の自分は、元々彼と付き合っていたときの自分より好きです。
J:お!いい話!それがすべてなのでは?
あと3人ぐらいと付き合うと、恋愛おとぎ話の教訓は整合性がとれなくなってきて、「そんなこともあったな…残念だったがあれは仕方なかった」と思えるようになると思うのですが、そんなことをしていると未婚のプロまっしぐらだね!
木:そんなに付き合うことができるんですか!
プロってすごい…パワーがある。
J: え?何言ってんの、木村さん。
木村さん、この後いまの彼と別れたとしても、ガンガン男と付き合うタイプですよ。間違いなく。
木:怖い!
J:いや、楽しいよ!
えっと、今の自分の方が理想的な時代を過ごしていた時の自分よりも好きな話をもっと聞かせてください。