二人とも相手がいなくなることに生活にリアリティをもてていない!
J: ていうか、まだ好きなんでしょ?
田: 別れます!!!完全に!!!!!思い返すほど申し訳ないです。
J: マジかよ!!!
じゃあもう着信拒否にしなよ! 着拒にして、彼のいない生活に自分が慣れないと。
まずは自分が痛みを伴わないと!まだ田中さんも別れられてないよ。
田: 慣れます!寂しくても弱っていても生理前でも連絡しません!
そんで、下に見ない、人には人の舞台があるって心に刻んで次の恋を探します。
J: これがね、『別れたことはお互い理解しているけど、なかなかそうはすっきりきっぱり別れられない、まだちょっとずつ連絡を取り合ってしまう』という相談だったら、「そうですよね、少しずつでいいから努力しましょうね」と言う話になるんだけども。
田中さんの場合は、田中さんも彼もまだ全然別れてない。
特に田中さんは自分がOKすればすぐ元に戻れるって思ってるフシがあって、彼もたぶん「またかー」って思っている。
お互い、相手がいなくなるっていうことに全然リアリティをもててない!
田: 全然ないですね…当然いるもんや、と思っていました。
やから友達とかいう言い訳していました。
J: ばかめ!!!ばかばかばか!!!
田: ヒーーーー
J: ちゃんと、失うということをもう一度考えてシミュレーションして!
それで、どうしてもこのままではいけないと思うなら、ちゃんと別れる。
相手がどうしても必要ならば、響かないことも覚悟のうえで、大阪に行ってジャンピング土下座して、最後の一回と決めてよりを戻す。
田: …はい。いまこの間に少し考えただけで、これから完全にいてない生活かぁと、悲しくて涙が…。馬鹿!!!
J: ばか!!!ばかよ!!!会ったこともない人にこんだけバカ!って言ったの私も初めてよ!
田: 小学校ぶりに怒られました…
J: でも、関西の人は「バカ」っていうと傷つくって聞いたから後悔しはじめた。
田: いや、全然大丈夫ですよ、優しすぎますよ!
J: よかったー!ごめんねーアハハ!
ちょっと話が転がりすぎていますけれども、どうするの?別れるの?ヨリを戻すの?
田: 別れます。響かないのも辛いですし、彼に申し訳ない。
下に見てたのもバレているでしょうし、もっと可愛らしい素直な子と付き合ってもらいたい。
J: なんで上から目線なんだよ!!!
別れた後の彼の人生は、元カノには関係のない彼の人生だぜ。
田: 気をつけてたはずなのに、なぜか上から目線に…
J: もう、田中さんと彼の人生は関係ないんだよー
田: ほんまや。でも、アホの田中はそう思ってしまいます。
J: 上から目線病…
田: あかんあかん!
J: 下に見てたのもバレてて、それでもかわいいかわいいって言ってくれた人を手放すのだよ、田中くん。
田: だから、完全に別れた方がいい気がします。
J: 甘えを断ち切るのね。
そこまで言うなら、着拒のまえに、もう一度彼から連絡があったときにちゃんと話した方がいいね。
たとえ響かなくても思っていることを伝えて、ちゃんと別れたいから連絡しないでほしい、その気持ちを尊重してほしいと。
田: はい…。あーあ、もっと賢くなりたいです。
J: 大丈夫、これからこれから。人を失うということはそういうことであります。あと友達には、なれないよ。
田: なれる訳ないですね…。だって好きやもん!
J: でも別れるんだ。
田: 自分で招いた種なので。