好きな人ができても、ストーカーに遭ったりしたことで積極的に行動ができない

J:とりあえず付き合ってみたいなって人はいないんですか?

真:最近、幼馴染の男の子と再会して、仕事の考え方に関する話がすごく共有できたのと、10何年会ってなくても小さい頃から知ってるので、こういう人といたら楽だろうなと思いました。

 でも、先日かなり強引な男性に付きまとわれる怖い目にあったので、自分から積極的に飛び込んでいけないんですよね。相手が粘着してきたのも、私が気のある素振りを見せたことが原因じゃないかと。

J:その理論でいくと、アフリカの飢餓も全部真由美さんのせいになりますよ!

真:でも、すごい自己嫌悪になりました。

J:そういうの頻繁にあってるんですか!?

真:久しぶりですが以前もありました。大学時代の同級生に卒業後3ヶ月ほどストーカーされました。
あとから振り返るとすごい鈍感なんですけど、現役時代にも自宅のポストに「私の自宅の最寄駅から大学までの電車の回数券」とか、クラスの飲み会で友達と話しているところを盗撮された写真が届いていたりはしていたんですよ。

J:おかしいね、そこで気づくべきだったね(笑)。

真:卒業する頃に、大学でばったりそのストーカーに会って「新しい住所教えて」って言われて教えてから連絡がとまらなくなってしまったんですね。

J:なんなんでしょうね。女性からみるとまったく分からないんですよ。真由美さんに付け入る隙があるのが。
パッと見、快活だし、どちらかというとボーイッシュな感じだし、意思表示がはっきりできないように見えないんですね。
女が思う、付け入る隙がある女にも見えない。また不幸が顔に出てるよ~というタイプでもない、ぜんぜん。

 仲がいい男友達に、男の目から見た正直な話を聞いたほうがいいと思います。
たぶん誰だって、男に対しての態度と女に対しての態度は微妙に変わってくるのは当たり前なので、男が見て気づくこともあると思うんですよね。
それが分かっても決して「また私のせいだ」と思うのだけはやめてくださいね。
とりあえず、何があっても自分のせいだと思うのはやめましょう。体重が増えても人のせいだと思いましょう。

真:それは自分のせいでしょ(笑)。

何が起きても自分を責めないで!
口癖を「知るかバカ」に

J:いやいや。全部「知るかバカ」で行きましょう。口癖を「知るかバカ」に。これ私の友達から習った、最高の言葉ですよ!

 強引な人に付けいれられる隙があると自覚してしまうと、やっぱり自尊心も傷ついて、自己評価が下がるのも当たり前だと思うんですよ。
だから、とにかく男友達に「自分は男からどう見えるのか?」をリサーチして、変な人につかまって自分の気持ちが落ちることをできるだけなくしましょう。あとは少しずつネガティブを減らすことね。

 自分に自信を持つにはどうしたらいいかを、自分でも積極的に考えみたほうがいいと思いますよ。
自信のために新しいことを始めるっていうのもいいと思います。でも、やればいいってことじゃなくて、何かを始めて出てきたものを自分で肯定してあげてください。
アメリカ人みたいに「全部OKデース!」みたいにしなくてもいいとは思うんだけど、自己肯定をもう少しできたら付き合う相手も変わるだろうし。

 すごくラッキーなのは、真由美さんの見た目の印象は快活にできているので、そこは変えていかなくていいことですよね。
ハキハキしていて、恋愛も困っていなくて、でも今は仕事が楽しくて、充実しているアラサー女子みたいに見えるので、そこはそんなに大変じゃないと思います。

真:仕事が楽しくて、恋愛する暇なんてないんでしょ?って言われて、「そんなことないよ。そんな時間なんていくらでもつくれるし」って思っているんですが。

J:でも、そう見えるときは実際仕事が楽しくてしょうがないんだよ。

真:だってそれしかないもん。

J:え!なんで、そんなにネガティブにとらえるの!(笑)

真:(笑)。私には、これが、あります…。

J:甘ったれなんですね!最近思うんですけど、ネガティブな人ってナイーブで甘ったれなんですよね。
「ナイーブだからこそ、人の気持ちを思いやれる優しいところがあったりするから悪くなんてないですよ!」ってところもあるんですけど、それ言ったら「いやいやいや」ってなって、勿体ないので言わないですけど(笑)。