自分の問題点を見返してみる

ジェーン・スー:さぁ、いま自分が喋っていたことを一回見直して見て、自分のどこが問題で、それに対して最初にどうすればよいか、案を聞かせてください。
やることは、
1.自分が喋っていたことを一回見直す
2.自分のどこが問題かを見つける
3.それに対して最初にどうすればよいだろうかを考える

の3つです。

もえさん:読み返してみると、どんどん話が変わっていますね。コロコロと。

ジェーン・スー:ジェーン・スー: (ΦωΦ)フフフ… アヂー!って感じでしょ?
考えられないことに脊髄反射をしている感じ。

もえさん:とにかく唐突に物を言っています。考えずに、思いたったことをバーっと。
そのため途中で混乱しています。

ジェーン・スー:そうですね。考えずに、そのとき思ったことをバーっと言うため、途中で混乱しているのは誰?

もえさん:混乱しているのは私です。 だから私が話についていけない、とジェーン・スーさんからご指摘が。
まずは相手の話を聞く…聞いたうえで考える、整理してから発言したほうがいいですね…。

ジェーン・スー:そうです。混乱しているのは、もえさんです。話手のもえさんが混乱するから、聞いている人も混乱する。
「まずは相手の話を聞く」というところに、すぐ辿りついたから筋がいいね!
次は相手の話を聞いて、整理したうえで、ひとまずその人に「いま話していたのはこういうこと?」と自分が整理したことを、自分の考えの前に聞いてみてはどうでしょうか?
コミュニケーションの第一段階で齟齬がないかを確認する作業。

もえさん:それやってみます。時間はかかるかもしれないけど、そうでもしないと相手も自分も辛い。

ジェーン・スー: うん、やったほうが楽になるね。