“劣等感”が「子供おばさん」化の原因に!
人が、子供おばさんになってしまう一番の原因は、自分の持っている“劣等感”です。この劣等感があるからこそ、人に対して威張ったり、逆に自分を卑下してしまったりしてしまうのです。
劣等感があると、恋もうまくいきにくいもの。
例えば、強い劣等感を抱いている人は、素敵な人にアプローチをされたときに、「こんな私がモテるはずがない」「本当の私を知らないから、こんな風に言ってくれるんだわ」と思ってしまいがちです。
それでせっかくのチャンスを逃してしまうのです。
大人女子は、劣等感を持たないようにしています。
「こんな自分でもOK!」と思えているので、異性からアプローチされたとしても、すんなりとその事実を受け止められるし、逆に気に入った人がいると、自分からも好意を表すことができます。
だから、素敵な恋を掴みやすいのです。
では、どうして人は、劣等感を抱いてしまうのでしょうか?
劣等感を抱いてしまう原因
考えられる原因は色々ありますが、一番は、「人と比べてしまう」ことにあります。自分のいる狭い世界の中で人と比べて、「相手の方が自分よりも優れている」と、嫉妬や劣等感を抱いてしまう人は少なくありません。
ただ、実はその行為は、とても“人間らしい”とも言えます。
だからこそ、誰もが人と比べることで、苦しみを抱いているものなのです。
先日、読んだ本に、こういったことが書かれていました。
「悟りの大きな第一歩である差取り(さとり)とは、心という世界にある差を取り払うことなのです。
人は差によって快楽を味わい、苦難を味わいます」
「他人と自分に差を感じること。それが、心を苦しませる大きな原因なのです。
差を握っている人にとって、世界は勝ち負けという基準でできています」
「自分をすごいと思うプライドも自分なんかダメだと思う卑下心も、根っこは同じ差別意識です」
(参考文献:「高野山」<ジェイティビィパブリッシング>)
「悟り」とは、どういうことか?というと、実は、「悟り=差取り(さとり)」と考えられるのです。
人と比べることで、人は優越感を感じたり、苦しんだりします。つまり、この“差”を感じることこそが、人を苦しめる原因となるので、それを取ることが、幸せになるための秘訣なのです。