長く付き合った彼が結婚してくれない!?

では、長く付き合った彼が、なかなか結婚してくれない場合はどうでしょうか?
子供おばさんは、「彼が私を都合の良い女にしている!」と自分を単なる被害者だと思いがちです。

でも、待ってください!
もしあなたが「結婚してくれないなら、別れる!」と言って、彼から離れることが相手にとって都合が悪ければ、やはり引き止めるし、結婚するものなのです。
つまり、あなたが“結婚するに都合の良い相手”だったら、むしろあなたが嫌がっても彼は求婚してくるし、逆に、“結婚するのに都合の悪い相手”であれば、相手は結婚したがらない、というわけです。

もちろん、一生独身主義の男性もいます。
でも、それでも自分の傍にいなくなってしまったら都合が悪いと思うほど、あなたが彼にとって必要な女性だったら、やはり彼はあなたを手放さない可能性は高いでしょう。

もしかしてあなたは、“都合が良い女”のようで、相手にとっては“都合が悪い女”なのかもしれませんよ?

相手にとって都合の悪いことは?

彼と結婚をしたければ、まずは相手が、あなたの何が都合悪くて結婚したがらないのかを、きちんと知ることが大切です。
もし彼が、パートナーの職業やルックスなど、上っ面の魅力だけを重視するのであれば、相手がいかにつまらない価値観を持っていること、そして、自分の見る目のなさを理解しましょう。
また、彼にとって都合の悪いと思うことが、あなたが自分らしさを失くさないと改善できないようなことや改善不可能なことであれば、「縁がなかった」と思って、別れるのもアリです。

ただ、いくら都合が悪いところがあっても、それを上回る“都合の良いところ”があれば、彼にとって、「付き合わない(結婚しない)と都合が悪い!」と思わせることもできます。

それはなにか?というと、大きな意味で言えば、「彼にとって一緒にいたら幸せになれる女性になる」ということです。 その方法は、「料理上手になる」「フォロー上手になる」など色々ありますが、一番は、「彼の良き理解者になる」ことだと思います。

逆のことを言うと、
・ 口うるさく説教する。
・ あら探しをする。
・ 信じない。
・ 相手を自分の理想に変えようとする。

…などの行動をとると、彼にとってあなたは良き理解者ではないので、「パートナーにしたくない」と思われてしまうかもしれません。思い当たることはありませんか?

「都合が良い女」になってしまうのには、必ず理由があります。
その理由をしっかり理解して、不毛な関係から抜け出しましょうね!

子供おばさん……相手にとって“付き合ったら(結婚したら)、都合の悪い女”になってしまう。
大人女子……相手の心を掴むので、相手にとって“別れたら、都合の悪い女”になる。

Text/コラムニスト・ひかり
初出:2013.10.08