「人を許す」とは、どういうこと?

「幸せになるためには、人を許すことが大切」だとよく言われます。
ここでいう「許す」というのはどういうことかと言うと、「相手を受け入れる」というよりは、自分の心の中にある「恨みの念」を手放す方が現実的かもしれません。

一緒にいたら不幸になるような相手と今後も関わる必要はありません。でも、恨みつらみの念を持っているのは、自分にとって良いことはありません。だから、“自分のため”に手放した方がいいのです。

人を恨む思いは、自分自身を攻撃します。
怒りの気持ちを抱いていて、気分爽快な人なんて、めったにいないですよね?だいたいは、眉間にしわを寄せて、ブスになっていることが多いもの。さらに、不機嫌でいると周りにも不愉快な思いをさせてしまうこともあります。

そんな自分のまま、幸せになれるはずがありません。
だからこそ、“自分のため” に許す(=怒りを手放す)方がいいのです。

新たな環境でもっと幸せになれたら、むしろそんな相手のことはどうでもよくなります。
そうなるためにも、残念な人に出会ってしまったときは、「距離をあける」ことはもちろんのこと、恨むよりも、下記のことに注力することが大切です。

・気を紛らわすこと
・自分の機嫌をとること
・今の環境で、幸せになること

それができるようになったとき、そんな残念な相手のことは気にならなくなりますよ!