相手に謝ったり、連絡してしまうとシカトされやすくなる
それに、シカトしている人にどんどん謝り、どんどん連絡をしてしまうと、相手は相手にしてもらえている安心感を持ち、逆に思う存分シカトをしてしまうんです。
皆さんも小さい時などにちょっとへそを曲げて拗ねて違う部屋に行ったりしたことないですか?
その時には家族みんなが代わる代わる迎えに来てほしいって気持ちがありますよね。
違う部屋で一人になりたいというより、みんなに心配してほしいというような気持ちが大きいですよね。
そう思っていたにも関わらずリビングから笑い声が聞こえて、楽しそうで、おいしそうないい匂いがしてきたりすると、一人でそこにいるのが馬鹿みたいになってみんなのいるリビングに戻りたいって思って、リビングに戻ったという感じをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。 イメージ沸きましたか?
デートDVの人もほとんどこの気持ちと同じ心理状態なんです。
だから、代わる代わる謝りに行ってしまうと、満足して、思う存分シカトできてしまうのです。
シカトって実は目に見えるものより、心に受けるダメージがとても大きいんです。
言葉にしてしまうとたかだか「シカト」かもしれませんが、これも立派にデートDVに入ります。
たかがシカトと言えないほどのダメージを与えるのがこの『シカト』です。
もし、シカトされているならば、「殴られている訳じゃない」と言う感じで軽く捉えるのではなく、心のダメージを大きく受けている自分に気付いてください。
いかがでしたでしょうか?
次回は「電話に出ないと怒られる、着信の数がすごい」についてです。
便利な世の中になって良いこともたくさんありますが、時に困ったことにもなりますよね…。
Text/荻尚子
初出:2013.07.13